熱海土砂崩れ

河合弘之が土石流起点の土地所有者の代理人「脱原発を唱える逆襲弁護士」

熱海土砂崩れ

7月3日に発生した熱海伊豆山の土石流災害。

4人の方が命を落とし未だ64人の行方が分からず、夜を徹しての捜索活度が続いている7月5日に、土石流の起点となった土地の所有者の代理人である河合弘之弁護士が、JNNの取材に応じました。

この河合弘之弁護士は「脱原発を唱える逆襲弁護士」だったのです。詳しく紹介しましょう。

 

河合弘之弁護士は「造成地と知らずに購入」と発言

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熱海伊豆山の土石流は、地震でも火山の噴火でもなく、川が氾濫したわけでもなく、土砂崩れが起きて土石流が発生したので、土石流は盛り土が原因の人災ではないかの声が多く聞かれます。

7月5日に土地所有者の代理人である河合弘之弁護士が、JNNの取材に応じています。

 土石流の起点とみられる土地の現在の所有者の代理人がJNNの取材に応じました。「造成地とは知らずに土地を購入していて、その後に行った周辺開発も崩落の原因ではない」としています。

静岡県によりますと、土石流の起点とみられる土地では、「盛り土」およそ5万立方メートルが崩落しています。熱海市によりますと、造成工事は2007年に神奈川県内の企業が届け出たもので、土地はその後、現在の所有者に売却されていました。

「平成23年(2011年)2月25日にこの土地を含む40万坪の土地を買った。ただ買っただけ。買った時に埋め立て地で脆弱な土地だとは全く知らなかった」(現在の土地所有者代理人 河合弘之弁護士)

現在の所有者側は周辺に太陽光発電の施設を建設しましたが、代理人は「盛り土とは離れた場所にあり、崩落の原因にはなっていない」としています。

引用:TBS NEWS

7月5日放送のNEWS23で河合弘之弁護士は

平成23年(2011年)2月25日にこの土地を含む40万坪の土地を買った。ただ買っただけ。
開発計画を引き継いだということは全くない。
買った時に埋め立て地で脆弱な土地だとは全く知らなかった。

 

7月5日放送のテレビ東京 【ワールドビジネスサテライト】で河合弘之弁護士は

 

河合弘之弁護士の発言をまとめると

・木を伐採して造成したのは、2007年購入した神奈川県の企業。
・現在の所有者側は周辺に太陽光発電の施設を建設したが、土石流の場所ではなく、崩落とは無関係。
・土地の所有者と現在の利用者は別。
弁護士は依頼人の利益のために活動するのが仕事とはいえ、所有者に責任はないとの主張が露骨です。

河合弘之弁護士は「脱原発を唱える逆襲弁護士」だった

土地所有者の代理人である河合弘之弁護士について調べてみました。

 

河合弘之弁護士は「さくら共同法律事務所」に所属する弁護士です。

kawaihiroyuki

 

過去に平和総合銀行乗っ取り事件、忠実屋・いなげや株買い占め事件などの大型経済事件も担当し、「やられたら10倍返しでやり返す逆襲弁護士」と呼ばれ、大下 英治 著作の「逆襲弁護士」も出版されています。

やり手の弁護士であるだけなら問題ないのですが、脱原発を唱えていて、東電を会社法の株主代表訴訟という奇策を打ち出したのも河合弘之弁護士です。

河合弘之弁護士の公式サイトでは、

原発に反対する運動の一環として、映画『日本と原発』を制作した。
太陽エネルギーは無料です。

引用:弁護士河合弘之

土地所有者の代理人が、脱原発を唱えていて、太陽エネルギーを推奨する発言をしているのは、ニオイます。

河合弘之弁護士の発言に違和感の声

Twitterでは河合弘之弁護士の発言に違和感を指摘するツイートがたくさん見つかります。

 

土地購入者は盛り土であることを知らなかった、と言っていることに対する違和感の声が多いです。土地購入する際は、その土地がどんな土地であるか調べるのが当然であり、そもそも購入者はどんな目的で、この土地を購入したのでしょうか。

土地購入者の代理人が脱原発を唱える河合弘之弁護士であったことに、キャスティングされたものではないかの声が多いです。

盛り土は産廃土砂だった!「テレビ静岡」で明らかに

テレビ静岡で、盛り土は産廃土砂だったと報じ、7月6日放送のフジテレビ「めざまし8」でも同じ内容が報じられました。

 

熱海市によると、2006年開発業者から市にこの土地を「宅地造成」をしたいと相談がありました。 しかし業者は届け出なく樹木を伐採し、搬入した土砂も産業廃棄物であることがわかり指導を受けていたということです。 地元の人「産業廃棄物は入れた。だから市が注意した。住民もなんか臭いぞ。窓開けると色んなにおいが入ってくるということで市に言って。坂になってるんですけど構築物かなんかを作ろうっていう計画があって。それを許可するためには盛り土をしなければならない、それで盛り土をしたんだねと」 その後この土地は別の会社が買い取り熱海市の指導で植林がされましたが、木が育たないまま今回の崩落となりました。

引用:テレビ静岡

土地開発も産業廃棄物の取り扱いも許可が必要です。

最初に土地開発を行った業者は全くの無許可だったのか、無許可であればなぜ罰せられなかったのか、疑問が深まります。

土石流が発生した熱海市伊豆山の近くにメガソーラーを設置している、伊豆高原メガソーラーパークは、7月2日に「林地開発行為」の許可を得たとHPに記載しています。

 

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予てより申請を行っておりました「林地開発行為」について
7/2付で静岡県知事より許可が下りましたことをご報告申し上げます。
本件の林地開発許可にはいくつかの条件が設けられております。
弊社はもちろんそれらの条件を順守し、
工事においても「安全・安心」を最優先にすることをお約束いたします。

 

伊豆高原メガソーラーパークは、地元住民の反対を無視している、訴訟問題にもなった会社ですが、7/2に静岡県知事が開発許可をしたのでしょうか。

県知事の責任も問われることも推測されます。

 

追記・「ひるおび!」で盛り土をめぐる経緯が明らかに【建設残土を規制する法律がない】

 

7月6日放送の「ひるおび!」で、盛り土をめぐる経緯が放送されました。

2006年9月:
神奈川県小田原市の不動産会社が一体の土地(約116ヘクタール)を10億円前後で購入。
熱海市によると「宅地開発をする」などと説明があった。
2007年:
崩落現場周辺約1ヘクタールの開発許可を申請
→森林の伐採を開始・谷に土砂の搬入を始める。

小田原市の不動産会社の元幹部は

熱海市に届け出て、盛り土をした。
別の会社の整備で生じるなどした残土をここに運んだ。

 

木くずやタイルなどの産業廃棄物も含まれていたことなどから
熱海市は再三にわたり是正するよう指導するも、ほとんど応じず
2011年ごろ:
神奈川県小田原市の不動産会社が事業から撤退
2011年2月:
建設会社を傘下に持つ
東京都内の持ち株会社のオーナーが一帯を取得
→市の指示に従い残土を固めて階段状の盛り土に

熱海市の担当者は

残土があまりに大量のため、撤去は不可能と考えた
当時はこれで強度が十分だと判断した。

しかし

盛り土の崩落が今回の土石流被害を多くした可能性があると指摘されてます。

2007年:
神奈川県の不動産会社は静岡県土採取等規制条例に基づき
残土の処分を目的に土砂を運搬すると届け出。

 

建設残土は再利用できる資源とみなされ、廃棄物と違い処分に関して直接規制する法律はない。

工事の目的地が宅地造成ではないので、規制対象外。

八代弁護士は

  • 最初のオーナーは宅地を造成するつもりであったのか。
  • 建設残土を入れると届け出をしながら、産業廃棄物を投棄していたのではないか。

と指摘しています。

もし、最初に購入した企業が、直接取り締まる法律がないことを知っていて、始めから産廃の投棄を目的にしていたのであれば、非常に悪質です。

逢初川の最上流部に設置された砂防ダムを乗り越えていた

「ひるおび!」でも紹介されていましたが、逢初(あいぞめ)川の最上流部には砂防ダムが設置されています。

熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流について、起点の盛り土を含む大量の土砂が下流側に流れ下った際、逢初(あいぞめ)川の最上流部に設置された砂防ダムを乗り越えていたことが5日、静岡県の現地調査で分かった。県が1999年に設置した砂防ダムの容量は4200立方メートル。県の担当者は、現場の状況から「流れ下った土砂の量は砂防ダムの想定をはるかに上回る量だった」と判断している。

発生起点(右上の○)から海まで土石流が激しく流れ下った=5日午後、熱海市伊豆山(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)

引用:あなたの静岡新聞

 

砂防ダムのせき止められる土砂の量:4,200立方メートル

崩落した盛り土の量:約5万立方メートル

流れ下った土砂総量:約10万立方メートル

と、ケタが違いますので、土石流は砂防ダムを乗り越えて、流れ下ったことになります。

砂防ダムの設置は1999年と、造成が始まる以前に設置されたものだったので、今回のような土石流を想定していませんでした。

静岡県は砂防ダムの再構築の必要性を含めて検討するとしています。

雨の降り方は以前とは変わっているので、災害の規模も変わってきています。

砂防ダムのあり方を検討するならば、まずは周辺の林地開発や森林伐採や造成の伴う、メガソーラー設置企画も一旦ストップして、全ての計画を見直すのが先決でしょう。

責任の所在をはっきりさせ、今後このような人災が起きない対策が求められます。

また新しい情報がわかりましたら、追記します。

 

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