京王線刺傷事件

服部恭太の生い立ち「地味で大人しいが記憶に残っていた」京王線刺傷事件

京王線刺傷事件

10月31日午後8時頃、走行中の京王線の中で、70代の男性を刺し、ライターオイルをまいて車内に火をつけたとして、服部恭太(はっとりきょうた)(24)が逮捕されました。

ハロウィンで盛り上がる日に、”ジョーカー”に扮した服部恭太による犯行とあって、衝撃が走りました。

服部恭太はどんな生い立ちで、人格を形成したのでしょうか。

服部恭太の生い立ち「地味で大人しいが記憶に残っていた」を深堀します。

 

服部恭太の生い立ち:小学生の頃「目立たないが優しいところも」

服部恭太は福岡出身で、7月頃まで福岡で母親と二人暮らしだったことが報じられました。

服部恭太を知る女性が、日刊スポーツの取材に応えています。

「目立たない子だった。あいさつを欠かさず、人の荷物を持ってあげる優しい一面もあった」と語り、事件との落差に驚いた。
小中の同級生の男性も、日刊スポーツの取材に応えています。
「おとなしく、自分から何かを進んでやるタイプではなかった」
2人とも、服部恭太は、おとなしくて穏やかそうなタイプだったと応えています。

服部恭太の生い立ち:中学校の頃「アニメ好きで陸上部に所属」

服部恭太と中学まで同じ学校に通った男性が、日刊スポーツの取材に応えています。
(服部恭太とは)よく鬼ごっこをして遊んだという。アニメが好きだった服部容疑者。同級生とけんかをすることもあったが、学校生活はまじめな印象だったと振り返る。
NHKの取材に応えた、服部恭太と小中学校で同じクラスだった知人の男性は、次のように話しました。
服部容疑者と小中学校で同じクラスだったという知人の男性によりますと、容疑者は中学時代は陸上部に所属し、砲丸投げの選手だったということです。
調べてみると、2011年7月に福岡市で開催された陸上競技大会のデータが残っていました。
データによると、福岡市立千代中学校3年の「服部恭太」という選手が陸上と砲丸投げに出場しています。
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陸上競技大会の記録から、服部恭太は福岡市立千代中学校出身であることがわかります。

服部恭太の生い立ち:高校の頃「空手部の主将を務めた」

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写真:高校時代の服部恭太
服部恭太は、福岡魁誠高等学校ではないかとの情報が有力です。
制服を手掛かりに調べてみると、福岡魁誠高等学校の制服の写真を見つけました。
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胸元のエンブレムが同じなので、服部恭太は福岡魁誠高等学校出身と特定できます。
福岡魁誠高等学校を地図と外観写真を見てみましょう。
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福岡魁誠高等学校の偏差値は「48」と低めですが、服部恭太は高校を卒業していますので、十分な学歴でしょう。高校を卒業していないと、就職に不利だったり、資格試験を受けられないこともありますね。
日刊スポーツによると、服部恭太は、福岡県内の高校で空手部の主将を務めたとあります。
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服部恭太が空手の道着を着ているとみられる写真も、報じられています。
服部恭太の高校の同級生だった女性の母親が、日刊スポーツの取材に応えています。

服部容疑者は福岡市内の団地で母親と妹と暮らしていた。団地は数年前に取り壊され、今はマンションが立つ。「誰かとべったり仲が良い子ではなく、どちらかというと目立たない子だった」と話した。

高校卒業後は介護関係の仕事に就くと聞いたという。約4年前に近所であいさつを交わしたのを最後に姿を見ていない。「事件のことを聞いて娘はショックを受けている」と声を落とした。

 

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写真:高校時代の服部恭太

匿名の掲示板でも服部恭太についての情報を集めてみました。

服部恭太は学校でひとりでいることが多かったとあります。

京王線事件の犯人は学生時代も友達とかいなかったよ
修学旅行も遠足もだいたい一人、たまにセンセイと話すとか
終わったあとにクラスとか自分の写真かうとき見たけど全部1人ぼっち
また、服部恭太は母子家庭から施設へ移ったとの書き込みも見つかります。
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服部の中高の同級生だけど服部は可哀想なやつだったよ
金髪にするような奴じゃなかったから最初わからなかったけど顔で思い出した
母子家庭の生まれだけど、物心ついた後に孤児施設に移ってた、理由はしらんけど
友達もまともにいなかったし、いつみてもマンガ読んでたなマイナーなやつジャンプとかじゃない
ネットで言われてるけどそれがアメコミのバットマンだったのかもしれないし
服部恭太は7月まで福岡で母親と暮らしていたと報じられていますので、服部恭太が施設にいたの口コミは、間違いかもしれませんし、短期間だけ施設にいた可能性もあります。
※11.5追記
11月5日の文春オンラインによると、服部恭太が施設育ちだったとするのはデマと報じています。
服部恭太が家族についてどう思っていたかはさておき、母と妹の3人暮らしだったようです。
誰もが服部恭太のことを、地味で目立たないタイプだったと話しています。
服部恭太は24歳なので、高校を卒業してから、6年経っています。
服部恭太が本当に地味で目立たなかったら、人々の記憶に残らないでしょう。何人もの人が取材に応じて、服部恭太の印象を話しているのですから、服部恭太は、人の記憶に残っていた、全くの孤独ではなかったことがわかります。

服部恭太の社会人時代「仕事が長続きしなかったか」

服部恭太は高校を卒業して、就職したようです。

小中学校の同級生の多くが容疑者と最後に顔を合わせたのは4年前の成人式で、この時は特に変わった様子はなかったということです。
知人の男性は「数年前に会った時は『介護の仕事をしている』と話していました。
先に紹介した高校の同級生だった女性の母親も「介護の仕事」と言っていますので、まずは介護の仕事についたのでしょう。

服部恭太の元同僚が、文春オンラインの取材に応えています。

「福岡市天神のマンガ喫茶で一緒に働いている時期がありました。服部は大学には行っていなかったと思います。1年ぐらいは働いていましたかね。一緒に働いていたのは4年以上前のことですが、勤務態度はとにかく真面目で良かったですよ」
地味であまり自分からは喋らない感じだけど、プライベートな話も、振れば普通に笑って答えていて、悪い印象はなかったです。

引用:文春オンライン

服部恭太の元同僚は、4年以上前にマンガ喫茶で一緒に働いたと言っています。

服部恭太の4年前の成人式に「介護職」と答えているのと食い違っています。取材に応じた人の記憶が間違っていたのか、服部恭太がウソを言ったのかはわかりませんが、仕事が長続きをしなかったことが推測できます。
元同僚は服部恭太についての話を続けています。
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引用:当時の彼女とツーショット写真を撮る服部恭太
「当時、彼には仲のいい彼女がいました。どちらも目立たない、地味なカップルという感じでしたが、彼女のことがすごく好きだった。硬派ぶっていたのか、グラビアや女優には興味がない、という感じでしたね。でもある時その彼女と別れてしまったんです。それからはちょっと変というか、元気がない、病んでいるような様子で、別の同僚も心配していました」
人とうまく関われない服部恭太は、やっと出来た彼女に依存してしまって、別れてから病んだような様子になったのでしょうか。

 

「マンガ喫茶に来たお客さんを盗撮したらしいんです。それがバレて、警察にも連れていかれました。おそらく示談になったはずですが、お店はクビになりました。それまでの印象は良かったのですが、仕事の終わり方が良くなかった」

なぜ、服部恭太が盗撮騒動を起こしてしまったのかは不明です。

警察に対して、服部恭太が「仕事がうまく行かなくなった」というのは、盗撮騒動からお店を首になったことを指しているのでしょうか。

※11.3追記

11月3日のFNNプライムオンラインで、服部恭太は携帯電話関連のオペレーターとして働いていたが、退職したと報じました。

服部容疑者は、福岡市で、携帯電話関連のオペレーターとして働いていたが、2021年5月ごろ、顧客からクレームが来たことがきっかけで退職を申し出たという。

引用:FNNプライムオンライン

服部恭太が働いていた、携帯電話関連のオペレーターとは、コールセンターのような仕事でしょうか。クレームがきっかけで退職になったとありますが、携帯電話に対するクレームなのか、服部恭太に対するクレームなのか不明です。

もしかすると、服部恭太は携帯電話のクレームを、自分に向けられたものと勘違いした可能性もあります。

※11.4追記

11月4日の読売新聞で、服部恭太が5月ごろに退職したいきさつが報じられました。

服部容疑者は約3年前から福岡市にある大手携帯電話会社の関連会社のコールセンターで通信機材の営業販売を担当していた。ところが、今年5月に顧客からクレームを受け、会社から配置転換を打診されると、翌月頃に退職を決めた。

引用:読売新聞

服部恭太は、お客様からのクレームを受けての配置転換の打診後に退職を決めたとありますので、服部恭太は、クレームに対する責任を取らされたと、不満に思っていた可能性があります。
勤務先に不満があるなら、転職すればいいことで、事件を起こす必要はありません。

※11.5追記

11月5日の文春オンラインで、服部恭太がマンガ喫茶で起こした、盗撮騒動の詳細が報じられました。

「発覚しているだけで、2017年に2回は盗撮をしています。いずれもマンガ喫茶の男女共用のシャワー室にカメラを設置していました。ただ、1回目の盗撮が発覚した際、『被害女性の彼氏に脅された』などと言って、母親と警察に相談に行ったようです。自業自得ですが、脅迫被害に遭ったこともあり、事件自体はなんとなくウヤムヤになりました。  でも、年末にまた盗撮事件を起こしたんです。逮捕はされずこっちも示談になったようで、世間的には明るみにぬりませんでしたが……」

服部恭太のように、若い男性が女性に関心があるのは、当然のことです。
服部恭太は彼女と別れたことで、女性への欲求が歪んだ形で出てしまったのでしょうか。

服部恭太が彼女と別れて虚しくなった、仕事もうまく行かなくて、悲しい気持ちになったのは事実でしょう。しかし、同じような気持を抱えている人はたくさんいます。

服部恭太は、地味過ぎて記憶に残らないような人ではありませんでした。ちょっとくらい、うまく行かなくても、また挑戦すればいいことです。服部恭太がこのことに気が付いていたら、こんなひどい事件は起きなかったでしょう。

シマリスの新聞斜め読み

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