セクハラ&ブラック告発

東映女性社員が告発「昭和感たっぷりのブラック&セクハラ会社だった」

セクハラ&ブラック告発

東映社員の女性が、撮影現場で制作スタッフからセクハラ被害に遭った上、不当な過重労働を強いられたとして、会社側に対応の改善を求めています。

セクハラや過重労働は個人の受け止め方の問題と片付けられてしまうことが多いのですが、調べるほど、個人的な問題ではないことがわかりました。

東映女性社員が告発「昭和感たっぷりのブラック&セクハラ会社だった」を深堀します。

東映女性社員が訴えるセクハラ被害の概要

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東映女性社員が訴えるセクハラ被害の概要です。

女性によると、2019年12月〜20年2月、撮影現場で60代の男性2人から性的ハラスメントを受けたという。

引用:HUFFPOST

報じられている内容をまとめます。

  • 1人目のフリーランスの男性スタッフから、LINEで頻繁にメッセージが送られてきた。無視すると電話がかかってきた。
  • 2人目のフリーの助監督から、2人きりになるための呼び出されたり、ロケバスで隣に座らせられた。
  • 上司から注意してもらうと、仕事上で必要な情報を共有してもらえなくなったり、過度な叱責を受けるなどの嫌がらせがあった。
  • 相談した上司からは、「あの人(助監督)は若い女の子が現場に来たらうれしくなってすぐはしゃいじゃうけど、根は悪い人じゃないからそんなに責めないであげて」「他の子たちは我慢していたよ」などと諭された。
  • 社内のホットラインにセクハラ被害を相談。会社側からは「(セクハラは)みんなにやっていることだから君だけが特別ではない」などと言われたという。
  • 男性2人が東映の社員ではなく、「刑事罰に当たる行為ではない」と説明を受け、スタッフルームにセクハラに関する注意喚起の張り紙が掲示される対応で終わった。
  • 上司にセクハラ被害の経緯を説明し、当該の男性スタッフと助監督を現場から外してほしいと伝えたが、「短期間でモテてよかったね」などと言われ取り合ってもらえなかった。

男性2人のセクハラ行為は文面にすると軽く聞こえてしまいますが、女性のダメージは想像以上に大きかったと考えられます。

女性は上司や会社に相談していますが、取り合ってもらえなかったことで、二重に被害を受けています。

 

1人目の60代のスタッフが女性社員に送ったとされるLINEが公開されています。

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おはよう。先月はごめん。
突然の突然で申し訳ないけど、今日は遅くなりますか?
〇〇ちゃんの都合がよければ、大泉学園でもいいので、
お酒どうですか?
〇〇ちゃんは東映の寮に泊っていますか?
今夜はお酒飲んだら無理だけど、明日か明後日に昼間、自宅に帰るならXX駅まで車で送るよ。この前のお詫びにネ。機嫌が治ったら電話かLINE下さい。会いたいです。
60代の男性スタッフが、女性を飲みに誘っている文面のように見えますが、全く違います。
”明日か明後日に車で送る”と言っているので、泊りを求めていることがわかります。
女性が、仕事上で知り合った男性から、”泊り”をちらつかせらるのは、恐怖でしかありません。
60代で仕事をしている男性とは思えない、気持ちの悪い文面とのコメントがTwitterで飛び交っています。

東映が運営するヒーローショーでもセクハラの過去が

東映のセクハラ被害は、上記の女性が初めてではありませんでした。

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2019年6月、東映と東映エージエンシーが東京ドームからショー制作を受託している、東京ドームシティの特設ヒーローショー劇場「シアターGロッソ」で、ショーの”お姉さん”を務めていた中山愛理さんが、男性器のあだ名で呼ばれる、卑猥な質問をされる、すれ違いざまに尻を揉まれる、胸を触られるなどのセクハラ被害や、あいさつを無視されるなどの嫌がらせを受けていたと明かしました。

東映は2019年8月19日に、謝罪し、次のような再発防止策を発表しました。

・ヒーローショーに関わるスタッフ全員に対するハラスメント講習を定期的に実施
・ヒーローショーに関わるスタッフが匿名で相談可能な外部の通報窓口を設置した
・ヒーローショーの現場において、東映、株式会社東映エージエンシー、委託先会社がそれぞれハラスメント対策担当者を置き、各担当者が連携を取る
・第三者の専門家による定期的な聞き取り調査を実施

 

ショーのお姉さんの中山愛理さんの告発によって、再発防止策が発表されたのは、2019年8月19日。

上記の女性がセクハラ被害にあっていたのが、2019年12月〜20年2月。

時間的な問題で、セクハラに対する意識が社内に浸透していなかったのではないことがわかります。

女性は、社内のホットラインに相談しても、「(セクハラは)みんなにやっていることだから君だけが特別ではない」などと言われていますから、会社の担当者の意識も、なんら変化がなかったことがわかります。

東映は、謝罪がどこまで本気だったのか、わかりません。

ヒーローショーのセクハラは未だに続いていた

元ガオブラックで純烈の酒井一圭氏、2021年8月の親子参加可能なガオレンジャーイベントでステージ上に居たキャストのお尻を堂々と触る動画を上げて炎上しています。

純烈の酒井一圭氏は、炎上したツイートをサイレント削除&何の謝罪も声明も出さないままです。純烈のメンバーのDVが発覚した時は、即引退としましたが、セクハラはスルーです。

東映も黙ったままなので、女性のおしりを触る行為は「おふざけ」のひとつであって、大した問題ではないと考え、過去の事例から何も学ばず、セクハラ問題にまともに取り組んでいなかったことがわかります。

「お色気ネタ」で笑いを取れていたのは、大昔の話です。今では誰も面白いと思いませんし、痴漢行為で喜ぶ女性は、過去も現在もどこにもいません。

純烈 リーダーがヒーローショーであんなセクハラやっといて紅白出られるんか この世は地獄かよ
もはや、セクハラは女性のみならず、男性からも嫌悪感を抱かれています。

東映女性社員が訴える長時間労働の概要

女性はセクハラだけでなく、不当な長時間労働を強いられたとも訴えています。
女性が訴える長時間労働について、報じられている内容をまとめます。
  • 女性は「仮面ライダーリバイス」の担当に伴いAPに昇進。給与形態も変更になり、残業時間を月70時間とする「固定残業制」が適用され、どれだけ働いても一律料金制になった。
  • リバイスの制作期間中は1日13時間以上働くことが常態化。
  • 2021年3月から女性が休職するまでの約3か月間、休日はほとんどなかった。
  • 病院に行く時間も確保できず、ストレスによる胃腸炎を発症。
  • 現場で涙が止まらなくなることもあり、6月に適応障害と診断され、現在休職中。

東映では、過重労働やセクハラが原因で、休職や退職をする人が近年相次いでいるとあります。

東映の別の社員は、「ハラスメントに関する社内の相談体制は全く機能していません。過重労働で休職者が相次いでも『あの部署なら仕方ないよね』という言葉が職場では当たり前のように出ます。ねじ曲がった常識が会社に根付いてしまっているんです」と証言しています。

月に70時間の残業時間を前提にする、1日に13時間の労働、休日もなしでは、労働基準法に違反しています。

Twitterでは、東映がブラックなのは、今に始まったことではないとのツイートも見つかります。


東映の会社についての評判を、転職サイトで集めてみました。

社屋全体が老朽化しており、全体的に古臭い雰囲気。会議室がある裏階段は 、令和のこの時代に、こんな階段がある会社があるのと疑うような古さ。トイレは最悪。女子には勧められません。
古い体質で、新入社員として入った社員と、中途社員では、明らかな評価の違いがある。
独身女性が中心。子育てをしている女性の前例がない部署なので、実現するには一筋縄ではいかないのではないか。
過去の事件や評判を見ていると、昭和感がたっぷりなセクハラとブラック企業のにおいがします。

長時間労働で電通事件が思い起こされる

過酷な長時間労働と聞くと、高橋まつりさんの事件が思い起こされます。
takahashimatsuri
高橋まつりさん(24)は、電通の新入社員でしたが、長時間労働やパワーハラスメントに苦しみ、精神疾患を患い、2015年に自殺してしまいました。
高橋まつりさんの命が失われたことは、残念ですが、大企業における長時間労働対策が進むきっかけになりました。
東映は長時間労働を見直すことはなかったのでしょうか。
東映は素晴らしい映像や作品で、多くの方に夢を売る会社です。是非とも後味の悪い夢にならないような対策が求められます。

 

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