山本セキ

山本セキの経歴「逮捕されるも不起訴処分になった過去あり」

山本セキ

22年1月12日、大阪偕星学園高校野球部の元監督、山本セキ(53)が、野球部の強化合宿を悪用し、観光支援事業「Go To トラベル」の給付金を不正受給したとして、詐欺容疑で逮捕されました。

山本セキは大阪偕星学園高校を指導して、甲子園に初出場した監督として知られています。

山本セキの経歴はどのようなものだったのでしょうか。

山本セキの経歴「逮捕されるも不起訴処分になった過去あり」に迫ります。

山本セキの経歴「規格外監督ではなく人生が破天荒だった」

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山本晳(やまもと・せき)の経歴をまとめました。

1968年2月7日岡山県生まれ(53歳)
ポジション:外野手
高校:津山商(1983年~1985年)
大学:大阪学院大(1986年~1989年)

山本セキは、高校、大学時代、野球部の中心選手として活躍しますが、学生時代の成績は残っていませんでした。チームとして勝利していないので、成績が残っていないと考えられます。

山本セキの大学卒業後の経歴が規格外です。
年代がハッキリわからなかったものもありますが、時系列は下記の順です。

  • 香川・尽誠学園高校で4年間監督を務める
  • 阿部企業で社会人野球を1年間プレー
  • アメリカ留学を経て、韓国のプロ野球・太平洋ドルフィンズで1年間プレー
  • 多摩大学附属聖ヶ丘高校で2年間教諭
  • 倉敷高校の監督(2002年~2010年)
  • 大阪偕星学園の監督(2011年~2020年)
  • 倉敷高校の監督(2021年~)
  • 2015年:大阪偕星学園が夏の甲子園大会に出場

山本セキは監督を経験してから、プロ野球選手になりました。経緯がNumber webに書かれていたものが残っていました。

「尽誠学園に行って、野球を初めて知りました。大学まで自分で野球をしていましたけど、今思えば全くのド素人でしたね。尽誠学園では、投球フォームやフォーメーション、バイオメカニクスまで、すべて論理的に指導を受けました。そこで、勉強をすることの大事さを知りました」

当時のスタッフからたくさんのことを学び、生徒に教え、自身も実践してみる。すると山本の中で、現役に対する未練が再び大きくなっていった。

その思いから一念発起し、ついにはプロテストを受けた。

日本の球団で一軍キャンプ参加までは実現したが入団には至らず、最終的に韓国のプロに入団を果たした。

引用:Number web

山本セキが韓国プロ野球を引退した後、教師になったのは「プロ・アマ規定」に引っかかったためです。
山本セキは、野球選手→監督→プロ野球選手→教員→監督となったわけで、他の監督とは全く異なる経歴の持ち主です。
ここまでなら、「山本セキは珍しい経歴だ」「規格外の監督だ」で済みますが、逮捕となると波乱万丈を取り越して、破天荒であると言えます。
大阪偕星高校が初めて夏の甲子園に出場したことで、山本セキの指導方法が話題になりました。深夜にまで及ぶ練習や、荒っぽい言葉遣いなどなどです。当時も山本セキの指導方法に賛否の意見がありましたが、逮捕されるとやはり行き過ぎだったと感じてしまいます。

山本セキの経歴「逮捕されるも不起訴処分になった過去あり」

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山本セキが倉敷高校の監督から、大阪偕星高校(当時は此花学院の名称)の英語講師県野球部の監督になったワケは、逮捕されるも不起訴処分になっていたからでした。

当時のいきさつが、現代ビジネスに書かれてありました。

岡山・倉敷高校の監督だった2010年、保険金詐欺で逮捕され、学校を追われることになったのだ。野球部の移動で使っていた大型バスが事故に遭い、バスを修理に出した際の代車費用に関連する保険金詐欺容疑だったが、21日間に及ぶ拘留のあと、嫌疑不十分で不起訴となった。

「身に覚えのない事件でした。野球一筋で生きてきて、法律に詳しくない私は、弁護士に相談したんです。すると、弁護士でさえ、『なぜ監督が逮捕されているのか理解に苦しむ』と話すぐらいでした。保険会社から被害届も出ていないんですよ。最初から無罪であるのは明らかだった」

事件と前後して、学校からは懲戒解雇処分を通達されていた。不起訴になったあと、山本監督は労働審判手続きをして、無罪と不当解雇が認められた。しかし、復職の道は選ばず、自ら身を引いた。

「これ以上、学校と戦ってもしょうがないと思いました。報道も、逮捕されたときは大きく扱うのに、不起訴となったニュースは小さな扱い。家族が傷ついたことが一番、つらかったですね。息子がね、『お父さん、悪いことしてんの? 今日僕、学校でそんなことを言われたんだ』って言うんです……。近づいてくる人間も誰もいなくなりました。そんな時、此花学院から声をかけていただいた。無実とはいえ、逮捕歴のある私を雇って野球部の監督を任せてくれた学校と理事長には心から感謝しています」
妻と子どもを岡山に残して大阪に単身赴任した山本監督は、英語教師として週18時間、教壇にも立ち、野球部の寮で選手と寝食を共にした。

引用:現代ビジネス

山本セキは保険金詐欺の容疑で逮捕され、21日の勾留後に嫌疑不十分で不起訴となったとあります。なぜ逮捕されたのかは不明ですが、山本セキは勾留された経験があるわけで、不法行為をしたら、どのような処遇になるかわかっていたはずです。

山本セキは、過去に妻と子供を悲しませたことを忘れてしまったのでしょうか。

山本セキが保険金詐欺を疑われた時も、野球部のバスでした。今回の逮捕も野球部の合宿を悪用したものです。山本セキが、心から野球を愛し、野球一筋の人生を歩んでいたのであれば、野球に関わるところで、不正や疑われる行為はしないでしょう。

山本セキは、野球を愛していたのではなく、野球を利用して、自分を満足させていたことがわかります。

 

山本セキの経歴「倉敷高校の監督を務めるのは2回目」

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山本セキが倉敷高校の監督を務めるのは2回目です。

山本セキが大阪偕星高校から、倉敷高校の監督に就任した時のスポニチの記事が残っていました。

山本(セキ)監督は言う。「京大や東大を目指す受験生が深夜まで勉強するのと一緒。一流の子は大阪桐蔭や履正社に行く。その次のレベルは県外へ行く。その次のレベルがうちに来る。練習しかないのです」――。大阪No・1を自負する猛特訓で全国屈指の激戦区を勝ち抜くと、甲子園では1回戦で比叡山に打ち勝ち、初の聖地1勝も刻んだ。

倉敷高校で監督を務めるのは今回が2度目。17日の岡山大会地区予選・倉敷南戦から指揮を執る。

引用:スポニチアネックス

山本セキが大阪偕星高校の監督に就任した時は、”やんちゃ”な生徒ばかりだったと話しています。山本セキが指導する大阪偕星高校が、激戦区の大阪予選を勝ち抜け、夏の甲子園に初出場したので、リアル「ROOKIES(ルーキーズ)」のようだと話題になりました。

21年4月は、山本セキの倉敷高校監督復帰を歓迎するムードが、世間では広まっていました。

実際は、両手を挙げて「復帰おめでとう」と言える状況ではありませんでした。

 

山本セキの経歴「大阪偕星高校の監督を辞任した経緯」

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山本セキが大阪偕星高校の監督を辞任した経緯は、コーチの水落雄基(みずおち・ゆうき)が14人の部員に対して、わいせつ事件を起こししたため、責任を取って辞任したものです。

水落雄基の行為は卑劣で、触った程度のセクハラではなく、書くのもはばかられる程のわいせつ行為で、21年8月に強制わいせつ容疑で逮捕され、9月にも別の部員に対する強制わいせつで再逮捕されています。

事件が発覚した時に、水落雄基は大阪偕星高校の教頭に対し、

「監督からのストレスで、最初は冗談のつもりが、だんだんエスカレートしてしまいました」

と話しています。

実際は、水落雄基は大阪偕星高校のコーチになる前、別の高校や大学の後輩に対しても、わいせつ行為をしていたので、「監督からのストレスが原因でわいせつ行為」というのは、言い訳でしょう。

ですが、水落雄基がわいせつ行為で逮捕される前に、学校側に対して、「監督(山本セキ)のパワハラやGoTo詐欺の片棒を担がされたストレスで、性犯罪をしてしまった」と伝えたことがきっかけで、大阪府警が捜査し、山本セキらの逮捕となりました。

水落雄基は部員たちの前で、山本セキから叱責されたこともあったと報じられています。水落雄基は山本セキに対して恨みを持っていた可能性があります。水落雄基は、自分だけが逮捕されるのは理不尽だと考えて、山本セキの詐欺行為を暴露したのかもしれません。

水落雄基のFacebook

 

山本セキの経歴「大阪偕星高校の不祥事が後を絶たない」

12月23日の文春オンラインで、水落雄基事件以降、大阪偕星の不祥事が止まらないと報じています。

20年10月 女子トイレ盗撮事件。
21年1月 水落のセクハラ行為が発覚。水落は福岡に帰郷し、山本晳(セキ)監督らが3月に辞任。
3月 野球部の新監督に就任した長谷部元伸氏のパワハラが問題化。
7月 長谷部監督の財布から、現金数十万が盗まれる盗難事件が発覚。
8月 水落が強制わいせつ容疑で逮捕。
9月 水落が強制性交致傷容疑で再逮捕。
10月 野球部の1年生部員に対する同級生の集団イジメが発覚。
11月 学校の宿泊授業において、野球部の1年生部員4人による喫煙が発覚。
11月 野球部の2年生部員の喫煙。1年生の喫煙が発覚。別の2年生部員が喫煙が発覚。
文春オンラインは、大阪偕星の隠蔽体質が問題であると指摘しています。
文春オンラインでは、水落雄基のわいせつ行為の被害にあったA君は、PTSDを発症し転校も考えていたと報じています。そんなA君に対し、大阪偕星高校は授業料の督促をしたと言います。
「転学をするにしても、納付期限が過ぎている授業料は納めていただく決まりになっているんです。不幸なことに、水落のわいせつ行為によってPTSDになられたわけですから、水落の賠償金から授業料に充当するのは適当だと思いますし、お支払いいただくのも水落から賠償金が支払われるまでお待ちします。学校としては、むしろ被害者に寄り添った判断だというふうに考えています」

大阪偕星高校は、水落雄基の心情も組むべきところがある、学校も被害者であると考えていたことがわかります。

山本セキが、本当に野球を通して生徒を指導する熱血漢だったのであれば、水落雄基にストレスを与えないでしょうし、学校の考え方も変えさせることができたでしょう。

実際の山本セキは、身長180cm、体重108kgで、ベンチプレス210キロを持ち上げるほどの怪力の持ち主で、口調も荒かったと言われています。山本セキは、反対意見を言わせない”オラオラ系”だったことがわかります。

 

山本セキの詐欺事件の概要

山本セキの詐欺事件の概要です。

野球部の強化合宿を悪用し、観光支援事業「Go To トラベル」の給付金を不正受給したとして、大阪府警刑事特別捜査隊と富田林署は12日、詐欺容疑で大阪偕星学園高校(大阪市生野区)野球部の元監督、山本セキ容疑者(53)=岡山市南区内尾=ら男3人を逮捕したと発表した。山本容疑者は同校の監督として平成27年夏の全国高校野球選手権に初出場。昨年4月からは岡山県の倉敷高校野球部で監督を務めている。

ほかに逮捕されたのは、岡山県津山市の旅館「文乃家」経営、吉間俊典容疑者(54)と、偕星学園高の元講師兼野球部コーチ、水落雄基被告(31)=強制わいせつ罪などで起訴。山本、吉間両容疑者は中学、高校の同級生という。 逮捕容疑は共謀し令和2年8月、野球部員ら延べ113人が1人1泊7千円で文乃家に宿泊したのに、2万円だったと装った虚偽の給付申請を翌9月、国に提出。同12月に山本容疑者名義の口座に給付金計79万1千円を振り込ませたとしている。

引用:産経新聞

詐欺事件をまとめると、山本セキは、野球部の強化合宿を悪用し、同級生の経営する旅館で宿泊費を水増しした虚偽の給付申請をして、約80万円を振り込ませたことになります。

山本セキは野球を通して、絆やほこりなど目に見えないものを大事にしていたのではなく、富や名誉が目的だったことがわかります。
安易に規格外、熱血漢と煽ったことで、山本セキの暴走が加速したのでしょう。

大阪偕星高校や倉敷高校の野球部員は、純粋に山本セキの指導を受けて、勝利をつかみたいと考えていたのでしょう。彼らのケアが十分に行われることが望まれます。

シマリスの新聞斜め読み

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