Twitterで流れて来た、那覇市ジュンク堂書店前広場で開催される「泡盛キッチンカー」のイベント情報。
面白そうだと思ったので参加してきたところ、学生らしいユニークな発想で”泡盛”を飲むきっかけづくりになりそうなイベントでした。
さっそく様子をご紹介します。
辛口コメントなのは、今後に期待しているゆえの愛情表現ですよ。
「泡盛キッチンカー」イベントとは
「泡盛キッチンカー」のイベントは、大学生の発案だそうです。
最近は泡盛離れと言われているので、ふらっと立ち寄りやすいキッチンカーで、いろいろな飲み方を提案し、泡盛に親しんでもらおうと開催されました。
受付
まずは受付をして、リストバンドを付けてもらいます。
泡盛は6種類あって、好きなものを選べます。
ドリンク3杯+てんぷらで1,000円。事前申し込みをした私は500円でした。
泡盛を飲み比べてみよう
チケットを提示して、ドリンクを受け取りましょう。
暖ボール/神村酒造
暖流で作ったハイボールなので、暖ボールってネーミングです。センスいいな。炭酸で飲みやすくなっていますし、泡盛のにおいが気になる方にオススメの飲み方です。
ソルティドック/咲元酒造
ウォッカベースのソルティドックを泡盛で作ってあります。グレープフルーツジュースで飲みやすくなっています。グラスのふちのスノースタイルがオシャレです。お酒を飲みなれていない、泡盛のアルコール度数や匂いが気になる方にオススメの飲み方です。
泡盛が苦手という方は、是非カクテルにチャレンジして欲しいなと思います。泡盛入門に最適なんです。
アイス/菊之露酒造
バニラアイスに泡盛をかけてあります。泡盛がストレートなので、ちょっとびっくりしましたが、デザート的に楽しめました。+100円でおからで作った食べられるスプーンを添えていただきました。
てんぷら
上間天ぷらの魚てんぷらとサツマイモのてんぷらを頂きました。沖縄のてんぷらは衣に味が付いているので、そのままでも食べられます。お酒のおつまみにもなるんです。
今後に期待します!
キッチンカーやイスにあった「あ」をモチーフにしたロゴは、沖縄県酒造組合のロゴなので、今回のイベントはたくさんの方の協力を得たことがよくわかります。
大学生がいろいろな方と交渉し、協力を得るのは大変だったでしょう。その点は十分に評価しますが、私の気になったところを書きます。
・関係者とお客様の区別がつかない
・テーブルクロスが白くて写真が映えず、インスタに不向き
・風が強かったが風対策がされていない
・ゴミ箱がない
詳しく書きましょう。
スタッフの役割分担が不明確
スタッフの役割分担が不明確で、動線がわかりにくかったです。受付~説明~チケットとリストバンドの配布~消毒~支払いの担当が明確でないので、おかしなタイミングで支払うことになりました。
関係者の区別がつかない
酒造所の方も参加していました。また、「あ」のロゴTシャツを着ている方以外も関係者だったようで、「紙に感想書いて」「おからスプーンを宣伝しています。」と言った方が入り乱れてしまって、話している途中に割り込まれたりしました。腕章を付けるなどするとわかりやすかったと思います。もっと蔵元の方とお話ししたかったなぁ。
テーブルクロスが白くてインスタに不向き
テーブルクロスが白っぽかったので、透明なプラグラスを置いて写真を撮ると、映えません。リアルタイムでSNSに投稿してもらって、集客を促すのがイベント成功のポイントのひとつです。テーブルクロスは濃い色で無地のほうが映えると思います。大学生主催なのに、インスタを考慮に入れていないって、ちっとも学生らしさがないですよね。
風が強かったが風対策がされていない
風が強くなってしまいましたが、風対策がされていませんでした。テーブルクロスも風に煽られてしまいましたが、ガムテープで止める方法も知らないって…
事前申込者はサングリアづくりに参加できることになっていましたが、風が強くて中止になってしまいました。それも私が聞くまで案内がありませんでした。
ゴミ箱がない
一番の問題がゴミ箱がなかったことです。これは致命的です。沖縄のすべての観光スポットでゴミ問題があります。せっかくイベントにお客様が来られても、ポイ捨てのゴミが増えてしまったら、意味がありません。ゴミ問題で継続できなくなったイベントもあります。
大学生ならではのユニークな発想もあったと思います。とても魅力的なイベントだったので、是非継続して欲しいなと思ったので、愛のある辛口コメントを書かせてもらいました。今後に期待します。