「尚巴志ハーフマラソン」が、3年ぶりに開催されると聞いたのは6月頃でした。
友人知人が参加すると聞いたので、応援に行ってきました。
3年ぶりのマラソンの再開は、多くの方の協力が合って実現したんだなぁと、しみじみ感じました。様子を紹介します。
尚巴志ハーフマラソンとは
尚巴志(しょうはし)とは、南城市出身の琉球王国の第一尚氏王統・第2代国王です。琉球を統一した英雄です。
3年ぶりに開催され、ハーフマラソンと3kmの2部門での実施となりました。
友人知人が参加すると聞いたので、Yumixことユミは応援することにしました。
Yumixは左ひざが弱点なので走れないんです(汗)
新里坂で「尚巴志ハーフマラソン」を応援!
新里坂(しんざとびら)は、南城市役所近くの急な坂道です。坂と書いて「ヒラ」って読むのは、昔は上り坂と下り坂を「サカ」と「ヒラ」と分けて呼んでいたのです。
後から意味から地名が付いた場合と、呼び名から漢字を当てはめたところがあるので、「坂」って書いて「ヒラ」って読むところ、「平」って書くけれど「坂」もあるのです。
沖縄には古語が残っている証拠って「ブラタモリ」で言ってました。
南城市のコミュニティバスNバスに乗ると「新里坂は”尚巴志ハーフマラソン”の難所です」ってアナウンスが流れます。
マラソンスタート前の新里坂はこちらです。
確かにすごい急坂です。風はちょっと強いですが、いいお天気に恵まれました。私はここでランナーたちの到着を待つことにしました。
早々に到着した方たちの走りは力強く、颯爽と駆け抜けていきます。
後から到着した方は、歩いたり、うつむきがちだったり。
マラソンを経験しているかや練習の内容で差が出てくるのでしょうが、自分のペースで完走を目指して欲しいなと思ったので、ずっと応援していました。
NAHAマラソンは、仮装しながら走っている方が多いことで有名ですが、「尚巴志ハーフマラソン」にもチラホラと仮装しながら走っている常連さんをお見掛けしました。
宮古島まもる君
新里坂突入!😭#尚巴志ハーフマラソン pic.twitter.com/ldubs74l0y
— リアルまもる君 (@realmamorukun) November 6, 2022
あわもり君
キャラクターの名前で応援しましょう!
「尚巴志ハーフマラソン」はたくさんの方の協力で成り立っていた
「尚巴志ハーフマラソン」に出場する方は、南城市役所からシャトルバスでスタート地点のシュガーホールへ移動します。
南城市の各地は交通規制が設けられ、Nバスは午前中運休で路線バスも変則ダイヤとなりました。
車の誘導や救護班、会場整備などの裏方や地域の方々の協力も不可欠だったでしょう。多くの方の地元愛を感じた「尚巴志ハーフマラソン」でした。
【南城】第19回尚巴志ハーフマラソンin南城市大会(主催・同実行委員会、南城市、市体育協会)が6日、同市文化センターシュガーホールを主会場に開催された。3年ぶりとなる同大会は、ランナーが秋風を感じながら難所の新里坂を上り、久高島を見ながらニライカナイ橋を駆け抜けた。沿道には多くの市民らがランナーに向けて声援を送った。今大会にはハーフ、3キロの2部門に計4808人が出走し、4387人が完走した。完走率は91・2%だった。
引用:琉球新報
友人知人たちも無事に完走しました。
次は12月のNAHAマラソンを楽しみにしましょう。ランナーの皆さん、お疲れさまでした。Yumixはまた応援に行きますよ!