観光スポット

那覇市奥武山「沖宮(おきのぐう)」をお参りしてきました

観光スポット

私は那覇に住んでいるので初詣は奥武山公園へ行って護国神社と沖宮(おきのぐう)へ行くことが多いです。

ですが、この数年は大混雑のため沖宮へ行かれずにいました。

なんとなく、沖宮の神様に呼ばれたような気がしたのでお参りに行って来ました。

「沖宮(おきのぐう)」はこんな神社

セルラースタジアムを撮影した写真

セルラースタジアム

セルラースタジアムもある広ーい奥武山公園(おうのやまこうえん)の中に沖宮はあります。

奥武山公園の地図を撮影した写真

奥武山公園のマップ

奥武山公園はとても広いですが看板があるので迷うことなく沖宮にたどり着けると思います。

沖宮は巨人軍の選手たちがキャンプの前に参拝することで知られていますね。

沖宮の創建について、沖宮の公式サイトに書かれていました。

沖宮の創建は詳かでないが源為朝公時代と琉球史料書にあります。
「琉球王国由来記」によると15世紀中頃に那覇港内で不思議に輝くものを
国王が首里城よりご覧になり、漁夫に命じて探らせると、尋常ならざる古木を得たそうです。
翌夜より水面が輝くことがなかったので、この地に宮社を建て古木をお祀りし、以後、国王始め一般の尊崇をあつめ、国家安穏・五穀豊穣・陸海交通安全の神船玉神として、特に中国往来の進貢船や薩摩往来の貢船、離島航路などの航海安全の祈願に尊信されたということです。

引用:https://okinogu.or.jp/history/history2/

沖宮を撮影した写真

沖宮の白い鳥居が美しいです

鳥居の手前の左側には「空手に先手なし」の石碑があります。
これは沖縄は空手の発祥の地であり、奥武山は日本空手の父・近代空手の父とも呼ばれる船越義珍さんゆかりの地であることから設置されました。

「空手に先手なし」とは絶対に自分から手を出してはならない、という強い教えです。空手は形もすべて、受け技から始まります。ですが相手の攻撃を受けるには、いつ、どこを、どんな攻撃をしてきても対処できるように、心の下作りをしておかねばなりません。体の先手は無しですが、心は常に準備をし相手の先手を取らなくてはならないという空手の精神を表した言葉です。

白い鳥居をくぐり階段を昇ります。

沖宮の拝殿を撮影した写真

沖宮の拝殿

まずは拝殿でお参りします。ちょっとピリッとする感覚が好きです。

お守りコーナーを抜けて進みます

拝殿の左にお守りなどのコーナーがあります。この先が今日の私の目的地です。

沖宮のご祭神を撮影した写真

沖宮のご祭神

階段を昇ると石碑があります。こちらが沖宮のご祭神なのです。

ご祭神は

天照大御神(あまてらすおおみかみ):

天受久女龍宮大御神(てんじゅくめりゅうぐうおおおんかみ)
天智門女龍宮大御神(あまちじょうめりゅうぐうおおおんかみ)
天受賀女龍宮大御神(てんじゅかめりゅうぐうおおおんかみ)

相殿左:

父御神 天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ)
母御神 天久臣乙女大御神(あめくしんおとめおおおんかみ)

相殿右:

天芳子乙女大御神(てんぽうしおとめおおおんかみ)
天仁子乙女大御神(てんじんしおとめおおおんかみ)
天来子乙女大御神(てんらいしおとめおおおんかみ)

熊野三神:

伊弉冊尊(いざなみのみこと)
速玉男尊(はやたまをのみこと)
事解男尊(ことさかをのみこと)

天照大御神は沖縄のこの地に降臨し、それから本土へ渡ったと言い伝えられています。私はスピリチュアルな感覚はないのですが、このあたりの空気感が異なるのは感じられました。

沖宮のおみくじコーナーを撮影した写真

おみくじがたくさん

こちらは、おみくじがたくさんあるエリアです。好きなおみくじが引けます。

お参りの後は「沖の茶屋」へ

沖宮は神社ですが、学び舎という書道や三線が学べる講座もあります。さらにカフェもあるのです。

沖の茶屋の外観を撮影した写真

2Fが沖の茶屋です

この2Fに見えるのが「沖の茶屋」です。

お参りも出来て講座もカフェもあるって懐が深いですね。

赤い鳥居の先に沖の茶屋があります

こちらの鳥居をくぐって階段を昇ると

沖の茶屋の入口を撮影した写真

沖の茶屋の入口

「沖の茶屋」に到着します。

沖の茶屋の店内を撮影した写真

沖の茶屋の店内

店内は茶屋というよりカフェのような雰囲気で落ち着けます。

メニューはこちらです。

沖の茶屋のメニューを撮影した写真

沖の茶屋のメニュー

「沖の茶屋」では食事もお茶も出来るので、ホントにカフェみたいです。

私はパンナコッタにアイスコーヒーをセットにしていただきました。

パンナコッタとアイスコーヒーを撮影した写真

パンナコッタとアイスコーヒー

ツルンとした食感のパンナコッタにライチとベリーの甘酸っぱいソースが絡んでとてもおいしいです。アイスコーヒーは深煎りで雑味がなく、汗がスッと引く感じがしました。

沖宮でのお参りで気持ちを一新し、現世に戻る前に「沖の茶屋」でリフレッシュするのが恒例になりそうです。

右にギターが掛けてあります

お茶をしながら店内を眺めるとギターが掛けてあることに気がつきました。伺ってみると夜にはJazz Bar「DIG」として不定期に営業しているとのこと。”神様に一番近いBar”って素敵ですね。是非とも伺ってみたいなと思いました。

「沖宮」と「沖の茶屋」へのアクセス

「沖宮」はモノレール奥武山公園駅目の前の奥武山公園の中にあります。「沖の茶屋」は「沖宮」の境内にあります。

沖宮:

沖縄県那覇市奥武山町44番地(奥武山公園内)
TEL:098-857-3293

沖の茶屋:

住所:沖縄県那覇市奥武山町44番地
TEL:098-857-3293
営業時間: 07:00 ~ 16:00(ラストオーダー15:30)

 

error: Content is protected !!