スマホのカメラ機能がすっかり定着して、日常的に写真を撮る方が増えてきました。
SNSのアカウントを持っていなくても、写真が上手になりたいと考えている方は多いでしょう。
私もそのひとりです。上手くなるためには練習も必要でしょう。
今日はカメラ初心者にオススメの風情ある街並みが残る「壺屋やちむん通り」スナップ写真撮り歩きコースをご紹介します。
風情ある街並みが残る「壺屋やちむん通り」スナップ写真撮り歩きコース
壺屋やちむん通りとは、国際通りからも近い壺屋焼のお店が連なる800mほどの道です。
壺屋やちむん通りはハイアットリージェンシー側から進入できる一方通行なので、こちらの「アップルパークひめゆり通り第1」駐車場に車を停めて、歩いて写真を撮るのがオススメです。
ズバリ、壺屋やちむん通りがカメラ初心者にオススメのフォトスポットである理由は
「動かない美しい被写体がたくさんある」
です。
・ギャラリーのような壺屋焼のお店がたくさん
・歴史のあるものがたくさん
・花や木が美しい
・シーサーやネコが多い
・SNSで人気のマンホールがたくさん
・立ち寄りスポットも豊富
詳しく紹介します!
石畳敷きの風情ある街並み~壺屋焼物博物館~ひめゆり通り
やちむんとは、沖縄の言葉で焼き物を意味します。
今から約330年前に琉球王府が各地に散らばっていた陶工を壺屋に集めたのが壺屋焼の始まりです。
- 壺屋は良質の土や水が豊富であったこと
- 港に近いこと
- 燃料の薪が調達しやすい
条件がそろっていた場所なので、この地が選ばれました。
運よく沖縄戦で焼けることがなく、戦後は那覇の中で最初に復興した地域です。
そのため、壺屋やちむん通りは石畳敷きの風情ある街並みで、どこを撮影しても絵になるスポットなのです。
国際通りよりは、人も車も少なめです。
Twitterのツイートを見てみましょう。
生まれ育った街、壺屋のやちむん通りを紹介します☺️
那覇市花でもあるブーゲンビリアが咲き誇るやちむん通り。通りを歩くと、赤瓦屋根の建物が続き、三線の音色が聴こえ、とてもゆったりとしか時間をすごすことができます✨ pic.twitter.com/k3U2GhFfna
— セリ (@103brass) June 7, 2020
ラジオ帰りに壺屋のやちむん通り。
やちむんっていいよねー。
料理も美味しく感じるし、お茶もお酒も美味しくしてくれる。
途中にあるポケットパークもいい感じ。
加飾のイッチンが好き。 pic.twitter.com/AI8O6y5kxV
— 翁長タケハル (@onagatakeharu) October 8, 2019
壺屋やちむん通り pic.twitter.com/HFZiV4PIyx
— まさぞー (@980timMirage) February 24, 2021
ギャラリーのような壺屋焼のお店がたくさん~壺屋焼物博物館~ひめゆり通り
壺屋焼については壺屋焼物博物館を見学するのが、一番わかりやすいです。
ざっくりまとめると
壺屋焼は荒焼(アラヤチ)と上焼(ジョーヤチ)の2つに分けることができます。
荒焼は釉薬(うわぐすり)をかけない焼物の総称で、水ガメや酒ガメが作られました。
上焼は釉薬をかけて焼き上げる陶器の総称で、どんぶりやお皿などの食器などがあります。
壺屋やちむん通りには、シーサーのお店も食器などのお店もあります。
どの焼物も商品というよりは、作品と言ったほうが良い感じで、お店のディスプレイもギャラリーのようです。
Twitterのツイートを見てみましょう。
那覇市壺屋、やちむん通りにある壺屋焼物博物館。
沖縄の焼物(やちむん)の歴史、沖縄を代表する作家の焼物、壺屋焼の技法・製作・工程を紹介・展示している。
もちろん、シーサーも展示しているし、バーナード・リーチの作品もある。基本、写真撮影OK。 pic.twitter.com/oRH9IKq4E2
— のぶやん(ネオチズム) (@QTaroWatanabe) March 12, 2021
豪雨と強風の合間を縫って、壺屋やちむん通りへ。沖縄伝来のやちむん(焼き物)を扱うお店が並ぶ通りです。かなり現代風のオシャレなお店もあって、色々目移りしましたが、こちらの「ヤッチとムーン」で一目惚れしたカップを購入。なかなか良い感じです!那覇暮らしを一歩ずつ楽しんでます。 pic.twitter.com/LZAKQyR3JC
— まーしー (@nomercy_ueno) July 23, 2021
器との出会いも一期一会ですね。
歴史のあるものがたくさん~壺屋焼物博物館~ひめゆり通り
330年ほど歴史のある壺屋やちむん通りなので、歴史のあるものがたくさんあります。
壺屋焼物博物館のすぐ隣にあるのが、南ぬ窯(ふぇーぬかま)で、琉球王府から拝領した荒焼(アラヤチ)専門の登り窯です。登り窯を斜めにすることで、熱が奥へと伝わる構造になっています。
沖縄県指定の有形文化財ですが、誰でもいつでも見られます。
重要文化財なのに、無料って太っ腹ですね。
Twitterのツイートを見てみましょう。
秋晴れの中☀️
壺屋のやちむん通りを
散歩して、
南窯(フェーヌカマ)に
やって来ました👍ニャンズも気持ち良さそうに日向ぼっこをしていますが、ここで見るニャンズは
なんだか文化的に見えますにゃー😸 pic.twitter.com/cGusKN3U4B— やんばるおじさん (@jgN7tEQ3Y6CuUL0) October 28, 2018
国の重要文化財に指定されている新垣家住宅と
その敷地内にある東ぬ窯(あがりぬかま)です。新垣家は壺屋陶工の住宅で、東ぬ窯は上焼の登り窯です。
登り窯の柱は鉄筋も使われていませんが、丈夫な構造なんです!
今でも住んでいる方がいるので、以前は一般公開せずにイベントの時だけ公開していましたが、2021年4月3日から金、土、日、祝だけ無料で公開されるようになりました。
公開日に訪れられたらラッキーですね。
新垣家が公開されていない時の裏技は、「ぬちがふぅ」の店内から見るor裏手の駐車場から見ることです。
東ぬカー(あがりぬかー)は、今でも現役の井戸です。カーとは沖縄の言葉で湧き水を意味します。
沖縄は島ですが、比較的、真水を得られやすかったのですが、水が貴重であったので、信仰の対象になっています。上の写真のまん中に香炉が見えますね。今でも大切にされています。
花や木が美しい~壺屋焼物博物館~ひめゆり通り
壺屋やちむん通りは花や木もたくさんあります。
壺屋やちむん通りは国際通りからも近いのですが、人通りも車通りも国際通りよりずっと少ないので、どう撮影するか悩みながら写真を撮っても、問題になりにくいのです。
Twitterのツイートを見てみましょう。
壺屋やちむん通りの花。蓮、ホテイアオイ、ブーゲンビレア、オオゴチョウ pic.twitter.com/OMKOTRsNYx
— ꔘ 320 ꔘ (@seacombing) November 4, 2019
シーサーやネコが多い~壺屋焼物博物館~ひめゆり通り
壺屋やちむん通りには、店内だけでなくお店の外にもシーサーがたくさんあります。
大きなものや頭だけのもの、
壺屋うふシーサーはミストが出ます!
隠れシーサー探しのような小さなものまで、たくさんあります。
Twitterのツイートを見てみましょう。
<やちむん通り>
那覇もコロナ禍で店じまいは早い。
慌てて出かけたのがアーケード街を抜けてすぐにある壺屋地区、やちむん通り。やちむんイコールやきもの。工房、直売所がたくさん並ぶ。沖縄の歴史を感じるいい雰囲気。シーサーだらけさー。#沖縄 #那覇 #やちむん通り #シーサー pic.twitter.com/NNa3T1XpG5— ヒロ福地 (@hirofukuchi24) March 6, 2022
那覇はネコが多いのですが、壺屋やちむん通りにもたくさんのネコがいます。あまり逃げないので、写真のモデルになってくれます(笑)
Twitterのツイートを見てみましょう。
壺屋やちむん通りで出会ったネコにゃん達。
ゆっくり近寄るとカラダをすりすりしてくれて癒されました💕
(過去おでかけより)#壺屋やちむん通り #うつわ #うつわ好き #沖縄旅行 #沖縄 #ねこ #ねこ写真 pic.twitter.com/rhXDbVD1Lb— ワタシワールド (@watashi__world) July 14, 2021
今日のやちむん通り散歩。
だいぶプロっぽい子に会えました。#okinawa #tsuboya #cat #yachimun #沖縄 #壺屋 #やちむん #ネコ pic.twitter.com/tb8VoyR2lA— Naoyuki Noda / 野田尚之 (@adonoan) December 29, 2021
ネコばかり撮影している方をよく見かけます!
SNSで人気のマンホールがたくさん~壺屋焼物博物館~育陶園~てんぷら坂
デザインマンホールの発祥は沖縄です。それぞれの地域ならではのマンホールに人気があって、SNSでもたくさんの写真がUPされています。
壺屋やちむん通りにも、デザインマンホールをたくさん見ることが出来ます。
壺屋やちむん通りから育陶園へ行く坂道には、デザインマンホールがたくさんあります。
壺屋焼物博物館の裏手、通称てんぷら坂には、デザインマンホールがものすごくたくさんある道もありました。
Twitterのツイートを見てみましょう。
やちむん通りを散歩。壺屋側から裏道入ってるので観光客に会わないな。 pic.twitter.com/gVrufwKihP
— 横川 俊 (@kaeru3dai) April 1, 2022
立ち寄りスポットがたくさん~壺屋焼物博物館~ひめゆり通り~てんぷら坂
トイレは壺屋焼物博物館のトイレを借りることをオススメします。
洗面所のボウルも壺屋焼なんです!
次に休憩にピッタリな立ち寄りスポットを紹介します。
南ぬ窯(ふぇーぬかま)
南ぬ窯はギャラリー兼カフェなので、コーヒーを飲みながら焼物を選ぶことが出来ます。
Twitterの評判を見てみましょう。
喫茶店、南窯(ふぇーぬかま)の階段にいた猫ちゃん。帰るときもまだいた。踏まれちゃうよ。 pic.twitter.com/QBp4wIahgU
— sunamjir (@sunamjr) December 28, 2019
やちむん通りのオアシス (@ 南窯ふぇーぬかま in 那覇市, 沖縄県) https://t.co/Kn28ngPn0o pic.twitter.com/QvV1Tta8UU
— けるる (@keruru) December 13, 2019
南ぬ窯の入り口にはネコがよくいます。
ぶくぶく
ぶくぶく茶やぜんざい、コーヒーなどが楽しめ、ギャラリーもあります。
壺屋やちむん通りの「ぶくぶく」は休憩に最適です!
Twitterの評判を見てみましょう。
【やちむん通り】
皆さま、はいたーい🌺
お久しぶりの投稿となりました💦春分の日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、那覇市壺屋「やちむん通り」をご紹介致します✨
詳しくはhttps://t.co/90gQ5PR4qDにてご覧下さいませ😊🌺 pic.twitter.com/QHJd0JdSjd
— (公式)2021那覇観光キャンペーンレディ🌺 (@2020_missNAHA) March 20, 2020
沖縄那覇市の壺屋やちむん通りのうちなー茶屋でぶくぶく茶。ずっーと飲んでみたかったお茶の一つ。甘いのかと思ってたら、ほうじ茶が本来の味ですっきりしてて飲みやすい。器の組合せも凝ってて目にも美味しい。ご馳走さまでした。 pic.twitter.com/qtB9HabiGw
— 心の中の植物園 宮 (@fureai_miya) November 26, 2019
ぬちがふぅ
元はラジオ局だった、築66年の古民家で琉球料理が楽しめます。店内の窓からは東ぬ窯も見えます。
Twitterの評判を見てみましょう。
久しぶりに壺屋やちむん通りを散策❗️
お昼は、素敵なお店でうちなー料理をいただきました😋 pic.twitter.com/aViCTWoyQ8— 新報キャリアステージ (@shimpo_kyaria) March 27, 2022
ぬちがふぅの窓から東ヌ窯が見えます。
定食屋Rhizome(リゾム)
てんぷら坂にある「定食屋Rhizome(リゾム)」は干物などの魚がおいしい定食屋さんです。
わかりずらい場所にありますが、リピーターの多いお店です。
Twitterの評判を見てみましょう。
壺屋の定食屋リゾムで鮭の味噌漬け焼き定食食べてきたよ(*゚▽゚*)
閑静な壺屋の街中でゆったり食べる焼き魚はまぁ、美味しくて。ご飯も内地で食べるような噛む程甘味が出てくるよう。味噌汁も丁寧にお出汁が感じられて、小鉢も一つ一つ美味。鮭は優しい甘めの味付けで鬼おろしと一緒に食べると最高! pic.twitter.com/wckr5pOtSx— Rikko/RN.戻ってきた人妻 (@curiorikko) January 10, 2020
久々の休み
早起きして散歩して
近所の定食屋でブランチ
特に干物が美味しいお店だけど今日は鮭の味噌漬けと厚焼き玉子にしてみた
これも正解だったな
そうそう私の住む街はとにかく猫が多い
開店前にリゾムさんへ行ったら
先にこの子が並んでた
にゃんこにも人気な店なのです#定食屋リゾム pic.twitter.com/omoYRHVU2Z— みやはる@とも (@miyaharu_tomo) June 16, 2019
定食屋Rhizome(リゾム)はご飯がおいしいです!
まとめ
壺屋やちむん通りは、動かない美しい被写体がたくさんあるので、カメラ初心者にオススメの撮影スポットと言えます。
壺屋やちむん通りには、風情ある街並み、歴史的建造物、花や木、シーサーやネコ、マンホールと何でも揃います。
自分が何をどう撮りたいのか、どういうものが好きなのかがわかると、写真の腕前がぐっと上がりますよ。