仕事をしている人にとって、ランチはとても重要です。午前中に失われたエネルギーをチャージして、午後への活力になるからです。
オフィス街はランチの競争が激しく、おいしさはもちろん、スピードも求められます。
今日は泉崎の「燕郷房(ヤンキョウファン)」へ行ってきました。
※21年9月のブログに加筆して公開します。
燕郷房はこんなお店
店名の燕郷房は燕:お客様が 郷:故郷に帰ってきて 房:ご飯を食べる空間 の意味です。
安里にある金燕楼(ゴールデンスワロー)は姉妹店です。
燕郷房は名前の通り中華料理のお店で、重々しいドアを開けると中国の路地裏にありそうな食堂をイメージした空間が広がっています。
1階にはカウンター席とテーブル席、2階もあります。
燕郷房でランチを食べてみました
メニューはこちらです。
今天とは中国語で今日の意味です。この日は酢豚でした。
私は青椒肉絲を注文しました。(900円)
まず運ばれてきたのは定食にセットになっている、スープ、ご飯、副菜が2品です。
続いて青椒肉絲が運ばれてきました。
燕郷房は気取りのない中華料理のお店なので、日常的に食べるのにふさわしい、味付けです。ですが、たっぷり過ぎるピーマンは牛肉や竹の子とのバランスが取れていないように思います。たっぷりの油で手早く炒める調理法であることは理解していますが、ピーマンが多すぎて油の味が勝っているので、油っぽい印象になってしまいます。
こちらは友人が注文した酢豚です。ちょっぴり衣が厚めでしょうか。
餃子も追加で注文しました。(300円)。ニンニクを使っていない餃子なので、食べやすく、おいしい餃子でした。
燕郷房はオフィス街にあるので、お昼休みはたくさんのお客様が訪れます。私たちはランチタイムをずらして、11:30の開店と同時にお邪魔しましたが、あっという間に満席になりました。
短いお昼休みを有効に使いたいお客様が多いので、スピードが求められているでしょう。ですが、スピードを追求するあまり、早い時間から盛り付けられたままのご飯と副菜では、せっかくのおいしさが損なわれます。
早い時間でないと入店が難しく、日替わりは売り切れてしまいます。ですが、早い時間では炊き立てではないご飯が提供されるのでは、いつ伺うのが正解なのかがわかりません。
お客様は、中国にありそうなお店の雰囲気で、日本らしいおもてなしを求めているのではと、考えさせられました。
海南鶏飯を食べました
別日に伺って海南鶏飯(ハイナンチーファン)を食べようと伺いました。
スープと副菜はいつもと同じで、やはりいつ盛り付けられたのか不明です。
茹でた鶏肉にソースを掛けて食べます。プリプリのチキンがおいしいです。鶏だしでご飯を炊いてあるので、残念なご飯の味がカバーされていますが、もう少し愛情が欲しいですね。
燕郷房へのアクセス
モノレール県庁前駅に隣接しているパレットくもじと琉球新報社の間の道を58号線方面に進んで左側です。
住所:那覇市泉崎1-11-3
TEL:098-862-0011
営業時間:11:30~14:00/17:30~23:00
定休日:月、火
※駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
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