私はお酒は弱いですが好きです。クラフトビール、泡盛、サワー、日本酒、カクテル…といろいろ飲みますが、ラム酒は意識して飲んだことがありませんでした。
映画「風のマジム」は南大東島のサトウキビで作ったラム酒「コルコル」の誕生をモデルにしたお話で、これを見てからちゃんとラム酒を飲もう!と思ったので「RUM & ROOTS」にお邪魔してきました。
南大東島産のコルコル

中央がコルコル。イベントで飲みました
映画「風のマジム」を見て、コルコルを買ってきて家で飲みました。
ロックで飲むと香りがとても良いことに気が付きました。ソーダで割ったり、シークヮーサーを入れると味が変わります。表情がとても豊かなお酒なんだなと思いました。
それならばプロの手にかかったら、もっとおいしいんじゃないか!と思っているとラム酒の専門店がオープンしたと聞いたので友人と行ってきました。
「RUM & ROOTS」はこんなお店
「RUM & ROOTS」は東京にあるBarの2号店として那覇市にオープンしました。
オープンした経緯についてはお店のインスタに記載されていました。
この度サトウキビのメッカとも言える沖縄で
“SCREW DRIVER”の2号店「RUM & ROOTS」をオープンする運びとなりました。ラムというお酒を日々深く見つめる中で、日本においてその背景を語るならば、「沖縄」という土地はやはり欠かせない場所
ずっと憧れの存在でした。店内に並べるのは世界各地から集めた800本を超えるラムたち。
日本最多のラインナップを揃え、沖縄ではなかなか出会えなかった一本にも巡り会える機会をつくっていきます。また、お店に訪れたお客様がラムを通して、自分の“ルーツ”にもそっと想いをはせられるような空間を目指します。
引用:rumandroots
「RUM & ROOTS」は令和7年7月7日という777の日にオープンしました。
「RUM & ROOTS」の店内の様子
ハイアットリージェンシーから住宅街をくねくねと進み、「RUM & ROOTS」に到着しました。

「RUM & ROOTS」の外観
まだオープンして日が浅いとは思えない雰囲気ですね。
ドアを開けて店内に入ると女性店主さんがにっこりと迎えてくださいました。インスタで店主さんの姿を見ていたのですが、どれも真顔だったので、ちょっと不安だったのです。にっこりしてくださったのでホッとしました。

表情豊かなラム酒を扱ってるんですから、店主さんも表情豊かなはずですね。

カウンターの奥にはラム酒がずらり
店内はカウンター席が6つとテーブル席が2つのこぢんまりした空間です。店主さんの目の行き届く広さなんでしょうね。
「RUM & ROOTS」でラム酒を楽しみました
メニューはこちらです。
友人は「うちなーモヒート」を注文しました。

うちなーモヒート
少し味見をさせてもらいましたが、ロックやソーダ割とは全然違う!やはり、プロの腕にかかると”飛び切りの表情”が引き出されるのだなと思いました。
すべて沖縄の材料で作られた「うちなーモヒート」はラム酒のドライな感じに沖縄の土が育んだ地のエネルギーみたいなものを感じました。
店主さんは他のラム酒で作るモヒートとはレシピを変えていると話してらっしゃいました。
ソル・クバーノ

ソル・クバーノ
私はソル・クバーノをお願いしました。グレープフルーツとトニックウォーターで作ったさっぱり系のカクテルです。作り方でこんなに味が変わるんだと新たな発見をした気分です。
ラム酒は表情豊かなお酒だなと書きました。表情なのですから、ラム酒によっても異なるでしょうし、同じラム酒でも状況によって変わるでしょう。作り手によっても飲む方によっても捉え方は異なるでしょう。ちょっと飲んだだけですがラム酒の奥深さを垣間見ることが出来ました。
いろんな表情に会いに通いたくなる大人の隠れ家のようなBarです。少人数で是非どうぞ。