沖縄にはたくさんの離島があります。沖縄本島内も地域によって、ガラッと雰囲気が変わりますが、離島に行くとさらに雰囲気が異なります。
瀬底島(せそこじま)は橋が架かっていているので車で行けるのですが、ちょっと遠いので行ったことがありませんでしたが、ようやく訪れることが出来ました。
瀬底島へ行くならば、是非「リンゴカフェ」に行きたい!と思っていたので、念願がかなったことになります。
さっそく、「リンゴカフェ」と瀬底島の様子をご紹介しましょう。
リンゴカフェはこんなお店
リンゴカフェのパティシエは、フランスの方です。フランスで修業を積んだ後、2009年に来日されました。ご出身のノルマンディ地方は、リンゴの産地であることから、「リンゴカフェ」と名付けられました。
お店を仕切るのは日本人の奥様です。澄んだ瞳の美しい、ちょっと日本人離れした雰囲気のする方で、とても働き者で、キビキビとした仕草が心地よいです。
リンゴカフェは古民家をお二人で改装したお店です。
カフェのテーブルとイスは学校の机とイスです。ひとつひとつ丁寧に飾りやライトを取り付けたことが伝わります。初めて伺ったのに、どこか懐かしい、ホッとする空間でした。
リンゴカフェの塩キャラメルシュークリームの実食です
入口からすぐのショーケースには、マカロンがずらっと並んでいます。
シュークリームもあることに気が付いたので、塩キャラメルシュークリーム(500円)とカフェオレ(510円)を店内で頂くことにしました。
奥様が「フォークも添えてありますが、そのまま手で食べて頂いたほうが良いかもしれません。」と言ってくださったので、手で食べることにしました。
たっぷりのクリームとカスタードクリームをシュー生地で挟んであって、塩キャラメルが掛けてあります。
シュー生地は他のお店のシュー生地とは全く異なる食感でした。クリームもカスタードクリームも甘過ぎないので、軽やかです。塩キャラメルも絶品です。塩入のキャラメルではなくて、塩キャラメルなんです。すごいなぁ。カフェオレとの相性もバッチリでした。
カヌレをテイクアウトしました
塩キャラメルシュークリームがとてもおいしかったので、カヌレをテイクアウトしました。(150円)
外側はさっくり、中身はトロっとしていて、食感が楽しめました。
バターではなくて、蜜蝋を使っているとのことで、重くなりすぎないのも良いですね。
マカロンをテイクアウトしました
ショーケースにずらっと並んでいるマカロンは、ちょっと小さめでしょうか。自然な彩りが鮮やかで、宝石みたいです。どれにしようかと目移りします。
持ち帰りに向いているものはと伺ったところ、ジャムではないものが良いとのことでしたので、チョコレート、コーヒー、ピスタチオ、塩キャラメルを選びました。(各200円)
どれも絶品でした。さっくりしてて、他のマカロンとは全く異なる味わいです。ホンモノならではの格別な味がします。マカロン食べに車を飛ばすのもアリだと思うくらいです。全品制覇したいくらい。
リンゴカフェの基本情報
住所:沖縄県国頭郡本部町瀬底279
TEL:0980-47-6377
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月曜・火曜
※臨時休業もあります。インスタをチェックしてください。
瀬底島の海にも軽石が!
沖縄本島と瀬底島を結ぶ瀬底大橋からの眺めが素晴らしいです。
もっと近くで海を見ようとビーチまで降りてみて、がく然としました。
こんなに美しい海なのに、軽石が流れ着いているのです。
ビーチには大きな袋がたくさんあったので、軽石を除去して詰めてあるのだと思われますが、寄せてくる波が軽石なんです。
軽石がここからなくなればいいという問題ではないでしょう。取り除くのも大変だと思いますが、このまま放置しては観光も漁業も大打撃です。私にできることはないかと、考えさせられました。
新型ウイルスと軽石で沖縄の観光業はダブルパンチだと思われます。もう少し落ち着いたら、沖縄の各地を訪れて、地域を応援したいなと思いました。