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やんばるから那覇へGo!「やんばる巡り後編」~ヤンバルクイナ生態展示学習施設~又吉コーヒー園~勝連城~

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友人に車を出してもらって、まん延防止措置が出る前に、那覇からやんばるを巡ってきました。

1日目に引き続き、感染対策を十分にして、2日目は沖縄本島の東側をドライブしてきました。

前編に引き続き2日目の様子を「やんばる巡り後編」としてお届けします。

ヤンバルクイナに会いに行こう!

ホテル「オンザビーチルー」で朝食を済ませます。

普段はビュッフェ形式ですが、この日はお皿に盛り付けたものを運んで頂きました。

お腹もいっぱいになったところで、ヤンバルクイナに会いに車を走らせます。

途中、海面が鏡のように空が映り込んでいる海などを眺めます。うっとり。

ヤンバルクイナは沖縄の代表的な鳥ですが、野生のヤンバルクイナは1,500羽程度しか生息していないことと、とても警戒心の強い鳥なので、自然のままで見ることはとても珍しいので、「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」で飼育されているヤンバルクイナに会いに行くことにしました。

 

やんばるの山奥に「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」があります。わかりづらいところにある、なかなかマニアックな施設ですが、施設に入ると印象がガラッと変わりました。まずはこちらで入場料、大人500円を支払います。

 

奥へ進んだこちらの施設で、ヤンバルクイナの「クー太」と会うことが出来ます。

ガラス越しですが、生息場所を再現してある清潔な空間で、クー太が自由に動き回るのを見ることが出来ました。

施設のスタッフの方が、解説をしてくださいました。柔らかく、わかりやすい口調でとても心地が良かったです。

ヤンバルクイナは大昔は飛べたようですが、翼の骨も筋肉も退化してしまったので、今は飛ぶことは出来ません。そのかわり、足が発達したので、体の割に大きな足をしていて、木に登ることも出来ます。

ヤンバルクイナはハトよりも大きな体ですが、クー太はエサをきちんともらっているせいか、体重529gとちょっと、ふくよかな体つきです(笑)

施設ではヤンバルクイナの保護活動をしていて、交通事故に遭ってしまうヤンバルクイナたちを減らすためのパネル展示も行われていました。

施設周辺の道路には、ヤンバルクイナのカタチの注意看板がたくさんあります。ヤンバルクイナにぶつからないように、ゆっくり走ってくださいね。

ヤンバルクイナ生態展示学習施設の基本情報

住所:沖縄県国頭郡国頭村安田1477-35

電話: 0980-41-7788
営業時間: 9:00~17:00

ヤンバルクイナのクー太に別れを告げ、沖縄本島の東側をドライブします。信号もほとんどない道は、西側とは雰囲気が全く異なりました。

次に向かったのは、又吉コーヒー園です。

こちらではコーヒー豆を栽培していて、そのコーヒー豆を使ったコーヒーが頂けます。

普段は体験メニューなどもあるのですが、この日はお休みでした。

メニューはこちらです。

100%又吉コーヒー豆を使ったコーヒーも気になりましたが、浅煎りとのことだったので、深煎りが好きな私は又吉ブレンド(900円)とホットドック(450円)をお願いしました。

又吉ブレンドは又吉コーヒーと海外の豆をブレンドしたとありましたが、深煎りで雑味がなかったので、飲みやすくブラックでもおいしく飲めました。

ホットドックは思っている以上に本格的でした。ソーセージの歯ごたえが良く、たっぷりのピクルスで大人も満足の味になっています。ケチャップ、マスタード、ピクルスは調整が出来るので、スタッフにお願いしてください。

又吉コーヒー園基本情報

勝連城へ

最終目的地は勝連城(かつれんじょう)でした。

勝連城は12~13世紀に築城された考えられています。勝連城の10代目の城主の阿麻和利(あまわり)が有名です。阿麻和利は、組踊「二童敵討」で、父の敵として登場するので、逆臣のイメージがありますが、実は名君だったそうです。なんだか、忠臣蔵の吉良上野介みたいですね。

2021年秋に勝連城の向かいに「あまわりパーク」がOPENしました。勝連城側と、以前の駐車場が使えなくなり、あまわりパークの脇に移転しました。ですが、案内表示が見づらくて、休業なのかと慌てました。もう少し、大きな案内板があっても良さそうです。

あまわりパーク内で入場チケットを購入するのも、ちょっと面倒ですね。(600円)あまわりパークの展示はちょっと混雑していたのでパスして、勝連城へ向かいました。

勝連城は標高98mの丘の上に築かれています。5つの曲輪(くるわ)が連なっていて、以前、見に行った中城城とも座喜味城とも異なる佇まいです。

勝連城は城壁しか残っていませんが、やはり角のない曲線の城壁です。

もともとあった石段は勾配が急で、補助的に作られた階段もありますが、登ると息が切れました。

勝連城の一番上からの海の眺めが素晴らしかったです。

築城された当時は、敵の襲来を見つけるための見晴らしだったのでしょうが、息をのむほどの美しさです。

あまわりパークは、さらに施設が建設されるそうです。すべて出来上がったら、どんな形になるのでしょう。

是非、スニーカーとパンツスタイルで訪れてくださいね。

勝連城基本情報

住所:うるま市勝連南風原3807-2

TEL:098-978-2033

開館時間:9:00~18:00

休館日:年中無休

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