いつだったか、ローカルテレビ番組「アゲアゲめし」で「いなり屋ゴン」を取り上げていました。私の家からも近いなと思いつつ、そのままにしていたら、いろんなテレビ番組やネットで何度も取り上げられるようになりました。
ならば!とお邪魔することにしました。早速紹介しましょう。
※23年2月より価格が改定されています。記載は来店当時の価格です。
いなり屋ゴンはこんなお店
いなり屋ゴンは住所は泊ですが、安里三叉路からのほうが近く、糸数病院や高級食パンのお店のそばにあります。
私は何度もこのあたりを通っていたのですが、こんな古民家風な建物があったんですね。気が付いていませんでした。
引き戸を開けて「いなり屋ゴン」の店内に入ると、正面にショーケースがあります。その奥の厨房で作っている様子が見えます。持ち帰りのみのお店です。
「いなり屋ゴン」の名前ですが、お惣菜もあります。むしろ、お惣菜のほうが多いような気もします。
私は夕方に伺ったので、いなりずしの種類がプレーンと五目のみとなっていました。早い時間なら、プレーン、五目、日替わりの3種類あるそうです。
スタッフは女性の方が多いようです。ママの手作り感がにじみ出ていて、好感が持てます。娘さんと思われる小さい女の子がお手伝いしているのも微笑ましかったです。
いなり屋ゴンのいなりずしとお惣菜の実食です
どれもおいしそうで目移りしました。悩んで選んだいなりずしとお惣菜を家で食べてみました。
いなりずし(プレーン)
いなり屋ゴンのいなりずしは、ひとつずつ紙に包まれて、キャンディのように両端が捻ってあります。紙に包んだままなら、食べる時に手も汚れないですね。
紙を外すとこんな感じ。ふた口くらいで食べられるサイズです。
食べてみてビックリです。とてもフワフワの油揚げで、初めての食感です。
いなりずし(五目)
五目って名前ですが、たくさんの種類の野菜を細かく切って混ぜ込んであります。食べてて嬉しくなる味です。
いなりずし(日替わり・あさり生姜)
別日に日替わりのいなりずしを食べました。この日はアサリ生姜で、アサリの佃煮と生姜が入っていました。
どれも優しい味付けで、小さいサイズに作られているので、3種類食べ比べもしやすく、あと引く味です。化粧箱もあるので、手土産や差し入れにしてもいいですね。清明(しーみー)や運動会などにも良さそうで、喜ばれると思います。
切り干し大根のイリチー(380円)
イリチーとは、沖縄の言葉で炒め煮のことです。切り干し大根と昆布と豚肉を炒め煮にしてあって、昆布がとてもいい仕事してますね。豚肉も加えているので、コクもあります。”お母さんの味”と言った感じで、気取っていませんが、丁寧に作ってあることがわかります。
自家製がんも(350円)
自家製のがんもどきです。写真ではうまく伝わらないと思いますが、卵くらいの大きさです。見た目でもひじきやにんじんなど、野菜がたっぷり入っていることがわかります。お箸を入れてみると、大豆やレンコンも入っていました。野菜たっぷりで体が喜ぶ味です。
冷たいままでも温めてもいいと伺いました。私はレンジで少し温めましたが、だし汁で煮ても良さそうです。
豚の角煮(480円)
こっくりと豚肉が煮込まれています。ご飯のおかずにしてもいいし、お酒のおつまみにしても相性抜群です。ゆで卵が嬉しかったです。
おそらく、時間帯で品ぞろえが変わると思われます。季節や旬によっても変わると思うので、また覗いてみたくなりました。
いなり屋ゴンへのアクセス
安里三叉路から糸数病院へ向かい、高級食パンのボローニャパンの斜め向かいあたりです。
住所:那覇市泊1-11-6
TEL:098-943-6114
営業時間:11:00~19:00
定休日:日+不定休 インスタで確認ください。
※駐車場はありません。