宜野湾に住んでいる友人が那覇でゆっくりお酒を飲みたいからと那覇に泊まることになりました。
せっかくなので沖縄で最初の観光ホテル「沖縄ホテル」に一緒に泊まってきました。
「沖縄ホテル」は老舗感漂うホテルではなくて、歴史がある快適なホテルでした。
「沖縄ホテル」の佇まいと歴史
「沖縄ホテル」は大道通りに面していますが、歩道からは建物が見えません。こちらの看板を見落とさないでくださいね。
赤瓦の朱塗りの門をくぐると
右側に建物があります。
次に「沖縄ホテル」の歴史を紹介しましょう。公式サイトから抜粋しました。
昭和16年。沖縄の観光ホテル第1号として誕生しました。当時は波の上にありました。
沖縄戦で焼失してしまいましたが昭和26年現在の地に再建されました。
その後、旅館棟とホテル棟が建設され、令和5年に有形文化財として登録されました。
三笠宮殿下や東条英機も宿泊したことがあるそうです。
ホテル内を歩いてみると、ホテルの歴史がわかる写真がたくさんかけてありました。
館内には歴史を感じられるところがたくさんあります。
エレベーターに乗ろうとすると具志堅用高さんのポスターが出迎えてくれます。
階段の踊り場にあったステンドグラス。デザインが素敵です。
こちらは舞台のある宴会場。欄間が素敵です。
今は使われていないのでしょうか。「迎恩亭」と書かれているラウンジのようです。
「沖縄ホテル」に宿泊しました
チェックインはフロントで行います。
フロントの隣にシャンプーバーがあって好きなシャンプーを容器に取って使用することが出来ます。歯ブラシもこちらにあります。
部屋に入りましょう。
カードキーでドアを開けて室内に入りました。清潔でシンプルですが必要なものが揃ってます。
感動したのがベットに置いてあったパジャマです。
ホテルのあるあるのひとつに”浴衣が短すぎる”や”ごわごわで着づらい”があると思いますが、「沖縄ホテル」は浴衣ではなくてパジャマでフリーサイズなので着心地がよく、ごわごわしたり、はだけてしまうこともありませんでした。しかもこのパジャマで館内を歩いて良いって感激です。
部屋にはユニットバスもありましたが大浴場もあったので広いお風呂を堪能することが出来ました。脱衣所はロッカーではなくカゴ方式なので貴重品は部屋に置いておくか、フロントに預けましょう。
「くがにテラス」が最高だった!
1Fにある「くがにテラス」は7:00~10:00は朝食レストランですが、7:00~22:00の間はドリンクバーとして利用することが出来ます。
コーヒーは栄町にある「potohoto」の豆を使っています。

ソフトドリンクはもちろん、オリオンビールやハイボール、泡盛も飲み放題なんです。つまり、チェックインして1杯、大浴場でひと風呂浴びて1杯なんてことも出来ちゃうんです。最高ですね♪
朝食はビュッフェスタイルです。沖縄の食材を使った沖縄料理や朝食らしいメニューが並びます。

この後、おかわりもしました笑
朝食時もお酒が飲めたので朝からオリオンビールを頂きました笑
メニューも豊富で楽しめました。
朝からほろ酔いだったせいではないとは思いますが、チェックアウト後に乗ったバスの中で友人がお財布を落としてしまい、終点のバスの営業所まで取りに行くことになりました。思いがけず那覇市内をバスでぐるぐる巡ることになり、那覇って思ったより広いなとしみじみしました笑
「沖縄ホテル」は老舗感だけのホテルじゃなかった!
「沖縄ホテル」は老舗感あふれるホテルではありませんでした。

自販機が充実しています。こちらの左側にコインランドリーがあります
自販機やコインランドリーなど新しいものも取り入れつつ、歴史あるものを受け継いでいるのです。もちろん受け継いでいるのは歴史だけでなく”おもてなしの心”だと思います。スタッフの接客も心地よく快適に過ごすことが出来ました。
お客様の年齢層も幅広く、思ったよりもたくさんのお客様が宿泊されていました。
「沖縄ホテル」の基本情報
「沖縄ホテル」は安里十字路から首里向けに進んだ左側にあります。栄町も国際通りも徒歩圏内とアクセスしやすく便利です。
沖縄県那覇市大道35番地
TEL 098-884-3191