沖縄には中華料理のお店が少ないと言われていますが、探せばあります。
データ的にはラーメン屋が少ないから中華料理店が少ないのではないかと、私は考えています。
今日は那覇市首里の住宅地にある「斎華房(さいかぼう)」でお得なランチを食べてきましたので、紹介します。
斎華房はこんなお店
那覇で有名な中華料理店は燕郷房(ヤンキョウファン)と金燕楼(ゴールデンスワロー)です。この2店舗は同じグループのお店で、中国の下町にありそうな賑やかな雰囲気です。
斎華房はその2店舗とはガラッと雰囲気が変わって、店構えから”高級中華”のイメージです。
店内に入ると左側にテーブル席が5~6個程あります。
インテリアも壁の絵も高級中華料理店のイメージです。雰囲気が良くてワクワクします。
ただ、感染拡大防止のために消毒や体温チェックがあるのは、他のお店と同じですが、名前と電話番号まで書くことを求められたのは初めてだったので、ちょっと戸惑いました。
斎華房のランチを食べてみました
斎華房のランチメニューはこちらです。
定番メニューと日替わりメニュー、お子様メニューもあります。斎華房は首里汀良町(しゅりてらちょう)の住宅地にあるので、近くで働く方のランチだけでなく、家族連れもターゲットになっているのでしょう。
私が伺った日は月曜日だったので、麻婆茄子のセットを選びました。ランチには、スープ、小鉢、ドリンク、デザートがセットになっています。(1,100円)
まずは小鉢とスープが運ばれました。小鉢は春雨の和え物と豆腐でした。一口サイズですが、食感が変わるのでいいなと思いました。
卵たっぷりのスープは、本格中華です。きちんと上湯(シャンタン:中華料理のベースになるスープのこと)を取っているのだろうなと推測しました。ランチと言っても手を抜いていないところが本格中華の証です。スープはおかわりも出来ると伺って、思わずお願いしてしまいました(笑)
スープを飲み終えた頃に麻婆茄子が運ばれてきました。
中国には麻婆茄子はないらしいので、斎華房のアレンジメニューです。甜面醤を基本にした甘味噌仕立ての麻婆茄子でした。辛みはないですが、ご飯が進む味です。私は家でも麻婆茄子を作りますが、麻婆豆腐のように辛みをつけていたので、こんな味付けもあるのか!と発見した気分になりました。茄子と味噌の量のバランスも良いです。
時々、おかずはおいしいのに、ご飯が残念なお店もありますが、斎華房のご飯はおいしかったので、ホッとしました。
ドリンクとデザートは選べたので、ウーロン茶と杏仁豆腐を選びました。
ウーロン茶も杏仁豆腐もとても濃いのです。杏仁豆腐は他のお店で食べたのと香りが全く異なりました。昔はフルーツポンチ的なものが多かったのですが、最近は杏仁豆腐だけのお店も増えましたが、そのどれとも異なる味わいでした。
ホンモノってこういうこと!って目から鱗でした。
味もホンモノ、量も十分で、ドリンクとデザートも付いていて、1,100円はとてもコスパが良く、満足度の高いランチとなりました。
夜はまた趣が変わると思います。夜は複数で訪れてシェアしたほうが良さそうですね。
斎華房へのアクセス
モノレール首里駅から西原向けに進み、コープ首里店の向かいの脇道を入って右側にあります。
住所:沖縄県那覇市首里汀良町(しゅりてらちょう)3丁目101-1
TEL:098-943-5466
営業時間:
月〜金曜:11:30〜14:30、17:30〜22:30
土・日曜:17:30〜22:30
定休日:水曜
駐車場:お店の前に3台分と
お店に向かって左側の脇道から入る地下駐車場もありますが、車高にご注意ください。