少しずつ、沖縄でイベントが再開されるようになったなぁと嬉しく思っていたら、どんどんイベントが増えて12月も予定が目白押しです。
「島の酒フェスタ」は、会場2か所、12/2~4の3日間の開催、タイアップイベント盛りだくさんの文字通り”大人の文化祭”となりました。
イベントの様子を早速紹介します。
「島の酒フェスタ」はこんなイベント
沖縄の泡盛とクラフトビールを中心に、沖縄のお酒が一同に飲めるイベントです。
大人の文化祭と副題がついていますが、キッチンカーも参加しますし、ラジオの公開放送やライブもあって、家族連れもお酒の飲めない方も楽しめるイベントになっています。
私はスタッフとして参加したいくらいでしたが、主催者側に届かず…。一般客としてお邪魔しました。
「さいおんスクウェア」に到着
会場は「さいおんスクウェア」と「てんぶす前」の2か所です。
12/2に、まずは「さいおんスクウェア」にお邪魔しました。
入り口がちょっとわかりにくい配置になっていましたが、会場スタッフに成人を示すリストバンドを付けてもらってから、お酒を購入しましょう。
こちらのリストバンドがないと、お酒が購入できない仕組みです。(未成年の飲酒防止のためです。)
2列のブースが向かい合わせにズラっと並んでいます。
クラフトビールのブースと泡盛のブースが混ざっているので、キョロキョロしながら見て回りました。
どこもおいしそうで迷いまいしたが、請福のブースで「ハイサイ・キジムナー」という古酒の水割りを頂くことにしました。
古酒は角が取れているので、強すぎる刺激がありません。長い年月をかけることで、泡盛の材料が一体になったのでしょう。キジムナーは見つかりませんでしたが、おいしい泡盛でした。
12/2は寒かったので、沖縄そばを食べながら頂きました。(800円)
キッチンカーで作ったとは思えないほど、大きなお肉、スッキリ味のスープが麺に絡んでおいしいです。
ライブも行われていたので、たくさんの方が見ていましたよ。
「てんぶす前」に移動しました
てんぶす前に移動しました。
こっちも入口がわかりにくいですね。
4日のNAHAマラソンの際は、仮設トイレが設置されるのが常なので、このレイアウトでいいのかな?と思いました。
てんぶす前の会場でも、泡盛のブースとクラフトビールのブースが混ざっています。
私はお目当てのサンゴビールのブースへ伺って、大好きなIPAをお願いしました。
イベントのたびに「サンゴビール」を飲んでいます。もはや追っかけ。
苦みが強いIPAの核みたいなところが好きです。サンゴビールはいつ飲んでも安定しているおいしさなのですが、どこかIPAらしい、”遊び心”がある気がします。
食べていないと酔っぱらってしまう私なので、タコスをビールのお供に選びました。
パリパリの皮とタコスミートをピリ辛のソースがうまく繋いでいます。
たくさんの方が、思い思いにイベントを楽しんでいて、とても嬉しく思いました。
追記・12/4「島の酒フェスタ」おかわり
12/2の早い時間に伺うと、平日だったためか客足はそれなりでした。12/3はスゴイ雨だったのでお邪魔できず、12/4に再度お邪魔してきました。
12/4はNAHAマラソンが開催された日だったのです。国際通りをはじめ沖縄南部は各地で交通規制があったので、出店者さんの中には交通規制の前に会場入りするしかなかったところもあったのです。もう少し日程を考えても良かったかも…
てんぶす前
例年であれば、NAHAマラソンのランナーのための仮設トイレが設置されるのですが、今回は仮設トイレが移動していて、12/2と同じレイアウトです。
ランナーにはわかりにくかったようで、探している方も多く見られました。うーん。
てんぶすの大きな画面には、NAHAマラソンの様子が映し出されていて、見てる方も多かったです。
お酒のブースはそのままですが、キッチンカーは変わったところもありました。
私は「まさひろ」でオススメしていただいた「海人プレミアム」(400円)をお願いしました。
香りがいいです。水割りにしていただいたので、飲みやすくておいしく頂きました。
さいおんスクウェア
懸念していたほどゴミは散乱していなかったので、ホッとしました。
泡盛イベントで見かけた泡盛キッチンカー。泡盛カクテルが飲めます。
12/2には見かけなかったキッチンカーが出店していたので、こちらで「マグロのポケ」を注文しました。(850円)
たっぷりのマグロの漬けに、海苔の風味が効いています。おいしいなぁ。
多良川
好きでよく飲んでいる多良川(たらがわ)のブースに行くと「久遠(くおん)」がオススメと伺いました。久遠は10年古酒なんです。イベントで400円で、古酒(くーす)をオススメしてくださるところが、太っ腹ですね。
水割りにしていただきましたが、スタッフの方が「濃ゆかったらお水足しますので、言ってくださいね。」って(笑) 気取りのなさが嬉しいですね。
角の取れた古酒は、まろやかな味です。長い年月をかけたからこその味は、トシを取るのも悪くないって思わせてくれる、懐の深さを感じます。
石川酒造場
甕仕込みを水割りにしていただきました。
ホントにどこのブースでも古酒が出てくるんです。古酒のまろやかさとコクがおいしくて好きです。
伊平屋酒造
こちらでは泡盛をボトルで販売していました。以前飲んだ”照島”がおいしかったので、買って帰ろうとすると、試飲をさせてくださいました。
ならばと試飲をお願いすると、全種類でも試飲させてくださるんです。
泡盛を知って欲しいと言うお気持ちからなんでしょうけれど、ホントに太っ腹です。
どれも丁寧に作られていて、おいしかったのですが、「しまぐみ」が気に入りました。泡盛はタイ米で作られるものが多いのですが、最近は、ジャポニカ米で作られる泡盛も増えてきたと泡盛講座で聞きました。
「しまぐみ」は、お米の香りがします。ほんのりとした甘さがあり、古酒もブレンドしているとのことで、熟成感もあります。
というワケで、「しまぐみ」を連れて帰ることにしました。常温のストレートで飲んでもおいしかったので、冷たくしたらどんなかな?おつまみは何がいいかな?とワクワクしています。
12/4はNAHAマラソンと被っていたので、心配な面もありましたが、ランナーも立ち寄っていました。
いろんなマラソンで走っている、「あわもり君」の写真を撮らせていただきました。このあと、ビールのブースに並んでいるところを目撃しました。なんでよ?
きいやま商店のライブ
夕方からは「きいやま商店」のライブもありました。「きいやま商店」の曲はお客様が参加できる曲が多いので、泡盛の女王もステージに上がってノリノリ、客席ももちろんノリノリです。
無料で数曲聞かせていただき、アンコールはもちろん「盛り泡ろう」です。なんてったこの曲は沖縄の47の酒造所と泡盛の銘柄が出てくるんですから。この曲を歌うのに、これ以上ぴったりなイベントはないでしょう。
歌を聞きながら乾杯する方、ライブが終わってから泡盛を飲みに行く方など、たくさんの方の笑顔が印象的でした。
私はイベントで、酒造所の方とお話が出来てよかったです。思ったより友人知人に会わなかったので、イベントの楽しさをもっと分かち合いたかったなーと思いました。
「島の酒フェスタ」が続くことを希望します。次回はもっと深く関わりたいと思います。オファーお待ちしています。
島の酒フェスタ基本情報と注意事項
楽しい島の酒フェスタですが、注意する点もあります。
- リストバンドがないとお酒を購入することが出来ません。
- 飲酒運転は厳禁です。12/4の国際通りはNAHAマラソンのコースになっていますので、交通規制があります。
- ゴミは会場内のゴミ箱に捨ててください。国際通りにゴミ箱はありません。
基本情報
開催日時:
22年12月2日(金)14:00~18:00
22年12月3日(土)11:00~18:00
22年12月4日(日)11:00~18:00
会場:
さいおんスクウェア/てんぶす前