私Yumixことユミは那覇に住んでいます。「識名園」が好きで何度も訪れています。
「識名園」のそばに休憩するお店がないなぁと思っていたら、「沖縄そば屋の”下地そば”がある。」と教えて貰ったので、お邪魔してきました。
沖縄そばの原点”唐人そば”を食べたので、早速紹介します。
「下地そば」はフツーの家のような佇まい
識名園の落ち着いた雰囲気が好きなので、私Yumixことユミは何度も訪れています。
「下地そば」は識名園から歩いてすぐのところにあるので、識名園→王朝食パンで食パンを買う→下地そば と言うのが私の定番ルートになりました。
識名園と王朝食パンについてはこちら。
こちらが「下地そば」の外観です。
フツーの家のような佇まいなので、看板を見逃さないでください。
こちらでくつを脱いでから上がりましょう。
店内はお座敷にゴザが敷いてあって、テーブルが置いてあります。扇風機やテレビもあるので、”親戚の家”のような親しみがあります。
子供用の小さなイスやおもちゃも置いてあったので、家族連れの地元のお客様が多いことがわかります。
「下地そば」は注文の仕方が独特だった
「下地そば」は注文の仕方が独特です。
こちらで注文を決めたら、マグネットを順番に貼りつけます。私は開店時間にお邪魔したので、”唐人そば(とうじんそば)”を選んで1番に貼りつけました。
唐人そばについて説明が貼ってありました。
初めての沖縄そば屋「支那そばや」の麺料理「唐人そば」を約110年ぶりに再現した。
「支那そばや」については、1902年(明治35年)4月の新聞の広告に「那覇市警察署下りに『支那そばや』開業」という記事が確認されている。
大和の商人が「清国ヨリ料理人ヲ招キ」とある。
これが資料として確認される沖縄で最も古い「支那そば屋」であるの記述がある。
唐人そばはしょうゆ味の黒いスープで、具材はネギと豆粒大の豚肉であった。
つまり、沖縄そばの原点は「唐人そば」なのですが、レシピが残っていません。調査して醬油味の黒いスープだったとわかったので、その特徴を抑えつつ、お店の要素を加えた再現メニューが食べられるのです。
唐人そばは沖縄県内の数軒で再現されていますが、お店によって味が異なるそうです。食べ比べても楽しそう♪
下地そばはセルフサービスのお店なので、自分で注いだお水を飲みながら、のんびりとテレビを見つつ待つことにしましょう。
出来上がったら呼ばれますので、取りに行きましょう。コーレーグースや紅ショウガなどプラスしたいものもこちらで入れます。
出来上がった唐人そばはこちら。
黒いスープが印象的です。黒いですが、しょっぱくはありません。これまで食べた沖縄そばとは全く違っていて、ラーメンみたいな感じがします。でも食べ進めていくと、やっぱり沖縄そばだと思えて、どこか懐かしい感じもします。太い麺にスープが絡んでおいしいです。
細かく切った豚肉、かまぼこがないところなど、現在の沖縄そばとは異なっているところもたくさんあります。いろんな方の努力や工夫で、多くの方に愛される沖縄そばへと紡がれていき、これからも変化していくのかもしれないなと思いました。
他のメニューも気になるのですが、またお邪魔したらまた唐人そばを注文しそうな気もしますw
「下地そば」へのアクセス
識名園の斜め向かいにあります。
住所:那覇市真地(まあじ)41
TEL:090-2967-6531
営業時間:11:00~15:00
定休日:日曜日、祝日
駐車場:道路を挟んで向かいにあります