那覇市首里「首里うかじ うかじそば」はすっきり味の沖縄そば！スイーツもおいしい！

首里城が火災にあってしまった後で、新型ウイルスのまん延。

首里城近くに合ったお店の中には、閉店を余儀なくされてしまったところもありました。

春頃から、閉店してしまった古民家の工事が始まり「首里うかじ うかじそば」がオープンしたので、お邪魔してきました。

「首里うかじ うかじそば」はこんなお店

「うかじそば」は、2006年創業で、宜野湾市、那覇市にお店を構え人気の沖縄そば屋でしたが、2016年に惜しまれつつもお店を閉じたそうです。

お父さんのお店の「うかじそば」の味を息子さんが引き継いで、首里にお店を開くことになりました。

県立芸大のすぐそばの龍潭通り沿いと立地は素晴らしいのですが、古民家ゆえに様々な工事が必要になり、クラウドファンディングも利用して、4月29日に開店となりました。

「首里うかじ うかじそば」のお店の様子

お店の前に4台分の駐車場があります。首里城のすぐ近くで専用の駐車場があるのは、とても便利ですね。

暖簾の先にお店の入り口があるのですが、思いっきり”玄関”なんです。個人の家みたい。

くつを脱いで店内に上がります。Yumixことユミの法則には、「くつを脱ぐお店はおいしい」がありますので、期待が膨らみます。

玄関を入って、左奥にはカウンター席が4つほど、右側にはテーブル席がたくさんあります。窓が大きく明るくて清潔感のある、モダンなお店の作りです。

ただ、床が板張りなので、足音が響きます。

追記・後日伺ったところ、スタッフは靴を履くのは止めたようです。足音が気にならなくなりました。

軟骨ソーキそばの実食です

「首里うかじ うかじそば」のメニューはこちら。

私は軟骨ソーキそば（800円）と杏仁豆腐（430円）を注文しました。

セルフサービスのお茶などを飲みつつ、待っていると運ばれてきたのがこちらです。

透明感のあるスープは、豚骨、鶏ガラ、野菜、鰹節などで出汁を取っていると書いてありました。丁寧に取られたスープは雑味がなく、すっきりしたおいしさです。

テーブルの上には、コーレーグースや七味唐辛子がありますので、好みで加えることもできます。

麺はオリジナルの細平麺、ソーキは軟らかく煮こまれていて、ショウガのトッピングが嬉しいです。

とても、まとまりがいい沖縄そばと言えそうです。

杏仁豆腐の実食です

沖縄そば屋さんによくあるデザートは、ぜんざいでしょうか。「首里うかじ うかじそば」のデザートに杏仁豆腐があったので、注文してみました。（430円）

ソーキそばを食べ終えた頃に、運ばれてきたのがこちらです。

シンプルな杏仁豆腐に、切子の器に入った黒蜜が添えられています。器の使い方が粋ですね。

滑らかな杏仁豆腐はのど越しが心地よく、程よい甘さの黒蜜がとてもおいしかったです。

三枚肉そばの実食です

別日に再訪して、三枚肉そば中(750円）、尚和三盆糖アイスぜんざい(480円）をお願いしました。

少し待って運ばれてきたのがこちらです。

透明感のあるスープは、軟骨ソーキと同じようで、豚骨、鶏ガラ、野菜、鰹節などで出汁を取っていると書いてありました。丁寧に取られたスープは雑味がなく、すっきりしたおいしさです。オリジナルの細平麺との相性は抜群で、トッピングが大きめの鰹節なのは、珍しいと思います。

尚和三盆糖アイスぜんざいの実食です

ジューシーのセットと悩みましたが、この日はとても暑かったので、「尚和三盆糖アイスぜんざい」の文字に引き寄せられました。

これが大当たりでした！和三盆糖で作ったアイスは、砂糖で作ったアイスのようにベタっとしません。どことなく、黒糖のような味もしますが、和三盆のルーツは沖縄のサトウキビですから、当然なのかもしれません。

金時豆の甘さも程よく、アイスと混ぜながら食べると、すっと汗が引きます。

首里城のすぐそばにあって、立ち寄りやすくて、おいしい沖縄そば屋さんは「待ってました」の声が聞こえそうです。

さらに「首里うかじ うかじそば」は、沖縄そばだけでなく、今後の展開も考慮されているとのことなので、新しい発表を待つことにしましょう。

「首里うかじ うかじそば」へのアクセス

龍潭通りの当蔵交差点のすぐそば、ローソンの並びにあります。

住所：沖縄県那覇市首里当蔵町2-13

TEL：098-884-4378

営業時間：

~昼~ うかじそば
11:00〜15:00（売り切れ次第終了）

~夜~ 首里 うかじ
18:00〜22:00（貸し切り有り）

定休日：水曜日（夜は火・水定休日） 祝祭日オープン

駐車場：有（4台分）