路線バスを使って、本部町(もとぶちょう)を訪れました。
本部町は、私が10年以上前にダイビングのライセンス(正確に言うと認定証)を取ったところなので、懐かしく思いました。
備瀬フクギ並木に続いて、八重岳にヒカンザクラを見に行ってきました。
八重岳はヒカンザクラの名所です
八重岳はヒカンザクラの名所として有名で、例年桜祭りが開催されます。
桜前線が南下する沖縄県では、沖縄のヒカンザクラの標準木は那覇にあるので、開花宣言を聞いた時には北部では葉桜になっていることも多いのです。
お花見へ行くタイミングを計るのが難しく、私は今まで行ったことがありませんでした。
2021年はヒカンザクラが開花するタイミングが、北部と南部でそう開きがなかったので、八重岳でお花見をするタイミングに恵まれました。
沖縄ではソメイヨシノが生育しないので、八重岳ではヒカンザクラが咲いています。ヒカンザクラは濃いピンク色の花ですが、木によってピンク色の濃さが異なるので、濃淡が美しかったです。
私がこれまで見ていたヒカンザクラは細い木が多かったのですが、八重岳では大きな木もたくさんあったので、見ごたえがありました。
沖縄では桜の木の下で車座になって宴会ってしませんが、車で通ったり、歩きながら見上げるだけでも春の訪れを感じることが出来ました。
きしもと食堂八重岳店
八重岳の入り口のすぐ向かいに「きしもと食堂八重岳店」がありました。行列のできる沖縄そばのお店として有名です。それもそのはず、本店は明治38年開業、創業115年で、木灰を使った手打ち麺が自慢のお店です。
まずは、ほかの沖縄そば店と同じように食券を購入しましょう。岸本そばをまとめ買いできるボタンがあることからも人気店であることがわかります。
私が選んだのは岸本そば(大)(750円)です。
店内は思ったより広く、テーブル席と小上りがありました。お昼時だったので、どんどんとお客様が来店されます。
ちょっとだけ待って、運ばれてきたのがこちらです。
本部町はカツオ漁が盛んなので、スープもカツオがたっぷり使われていて旨みがたっぷりです。麺は手打ちのコシのある麺で、スープとよく絡みます。
柔らかく煮込まれた三枚肉は味が濃すぎないので、スープの味を変えません。プリッとした食感がおいしいかまぼこは沖縄そばには欠かせないトッピングです。大満足の一杯で、長年愛されていることにも納得です。
きしもと食堂八重岳店の基本情報
住所:沖縄県国頭郡本部町字伊野波350-1
TEL:098-047-6608
営業時間:11:00~19:00
定休日:なし
駐車場:45台
今回は本部町のごく一部だけ回りました。もう少し落ち着いたら、今回見逃したところも回りたいなと思いました。