沖縄には160の島があり、有人島だけでも47あります。沖縄本島と橋で繋がっていて車でも行ける11の島を除いた148の島を離島と位置付けています。
沖縄は地域によって風景も文化も全く異なるのが魅力ですが、離島はもっと違います。
私は「島まーる」のツアーで座間味島ツアーに参加したところ、ビーチクリーン、釣り、星空観察、無人島上陸、シュノーケルと盛りだくさんな経験が出来ました。
2泊3日の座間味島ツアーの1日目の様子をご紹介します。
「島まーる」とは
私Yumixことユミは、沖縄県民に離島の魅力を知ってもらう体験ツアーの「島あっちい」に参加して渡嘉敷島に行ったことがあります。
とても楽しいツアーでしたが、それまでの「島あっちぃ」は21年度で終了となり、22年度は県外在住の方が対象になりました。沖縄県民の私は参加できないのか?と思っていると「島まーる」のプランがスタートしたことを知りました。
「島まーる」は離島での困りごとを沖縄県民が一緒に解決することで、より深く離島に関わり、その魅力を感じられるボランティアと観光の両方が味わえるプランです。
私は座間味島の「ビーチのゴミ拾いをして昔の海を取り戻そう! 船で行く釣り体験付き3日間」に参加させていただきました。
申し込んだ5人と主催側の2人を加えて7人のツアーとなりました。
フェリーに乗って座間味島を目指す
集合場所は”とまりん”のロビーです。ここで乗船券を受け取りフェリーに乗り込みます。
同じツアーの方をお見かけしましたが、顔合わせはしなかったので、それぞれバラバラにフェリーに乗ります。
フェリーに乗って2時間。船の中から見える慶良間ブルーにうっとりしていると座間味島に到着です。
青のゆくる館が快適だった
フェリーを降りたところで、現地コーディネーターのSさんが出迎えてくださいました。
すぐそばのビジターセンター「青のゆくる館」で顔合わせとランチタイムとなりました。
ランチメニューはサンドイッチorスパゲティが選べたので、私はミートソースをお願いしました。
食後のデザートに、マンゴーシェイクもおいしく頂きました。
環境省が作った「青のゆくる館」は、なかなかオシャレな施設で座間味島の魅力を美しい写真で紹介し、観光案内もしているし、カフェもあります。
「宝探し」も企画されていて、島のあちこちにある下の写真の”宝物”を見つけて「青のゆくる館」へ持っていくとクジ引きが出来て、プレゼントがもらえます。
私はバッチでしたが、ストラップやお買物券を貰った方もいましたよ。
旅行者は、とりあえず「青のゆくる館」へ行くことをオススメします。
ツアーのメンバーは男性2人女性5人で、ひと組だけ友人同士での参加で、あとは初対面でしたが、とても気持ちのいい方ばかりで快適なツアーとなりました。主催者側のお2人もツアーを一緒に楽しんでくださったのが嬉しかったです。
展望台とビーチクリーン
Sさんの運転でウナジノサチ展望台に案内していただきました。
ツアーメンバーは県外出身で沖縄県民の方、沖縄生まれの方、年齢もバックボーンもバラバラですが、物怖じしない方ばかりだったので、どんどん進みます。
なかなかの高さの展望台から、海の底が見えます。素晴らしい透明度にうっとりします。
展望台や海水浴の出来るビーチは、清掃されていてキレイだったので、現地の方もあまり行かないというイノーの浜へ移動し、ビーチクリーンをしました。
キレイに見えるビーチで、人があまり行かないと言うのにゴミがたくさんありました。
流れ着いたゴミもありますが、風で飛ばされたものが多いそうです。つまり、ゴミをきちんと捨てれば、ゴミはかなり少なくなるってことですよね。
ちょっとしたことが大きな問題になるんだと、日ごろの行動を反省しました。
「民宿サマーハウス遊遊」は映える宿だった
3日間の宿は「民宿サマーハウス遊遊」です。
ジブリ感漂う外観に圧倒されましたが、人懐こいオジーと働き者の奥さんのアットホームな宿でした。
ひとり一部屋は快適でした。シンプルなお部屋は外鍵もないという…平和な島なんですね。
眼鏡を置きたかったので、テーブルがあると嬉しかったです。
1日目の夕食。
やはりカメーカメー攻撃は宿でも健在ですね。ボリューム満点でおいしくいただきました。
夕食の後は、宿のお庭でオジーとカラオケとなりました。
ツアーメンバーのAちゃんが、歌がとても上手で楽しい夜となりました。
人懐っこいオジーを慕って、たくさんの方が集まり、楽しいゆんたくが出来ました。
2日目に続きます。