以前イベントで「ESTINATE HOTEL(エスティネートホテル)」に行った時に、他のホテルとは異なるシステムが楽しかったので、いつか泊まってみたいと思っていました。
この日、マンションの貯水タンクの点検、工事で断水してしまったのを口実に「ESTINATE HOTEL」に泊ってみました。
※21年5月のブログに加筆して公開します。
ESTINATE HOTELにはフロントがない?
「ESTINATE HOTEL」は、58号線沿いの入り口を入って正面にレストランがあります。左側のフロントとレストランのカウンターが繋がっているので、フロントがないみたいな作りになっています。とても面白いですね。
公式サイトにコンセプトが書いてありました。
旅人とローカルが集うライフスタイルホテル。
旅の行き先で必ず滞在するホテル。ESTINATE HOTELは単なる目的地としての滞在場所ではなく、宿泊ゲスト、立ち寄るローカルなどホテルにアクセスする人々との情報交換によって新たな旅の行き先が決まる場所。次のアクティビティ、次の食事、次の旅、次の仲間。
ESTINATEという名称は、「目的地 ーDESTINATIONー」から頭文字のDをはずしたESTINATIONという造語を、動詞に派生させて生まれました。
不完全な旅の中にこそ様々な「次」が見える、そんな発見にあふれたホテルでありたいというコンセプトを、DESTINATIONからDを外すことで「不完全さ」を、そしてアルファベットでDの「次」にくるEが新たに頭文字として顔を出すことで「“次”の発見」を表現しました。
旅行者と地元の方がレストランで交流出来るようにと、開放的で接点が多い空間に作られたのでしょう。
レストランの入り口にはピアノもあって、誰もが自由に弾くことが出来ます。スタッフの方も気軽に弾くそうで、カジュアルな雰囲気が良いですね。
ピアノ弾けばよかったかな。
客室の様子
私が選んだ朝食付きプランのお部屋はこんな感じでした。シンプルで機能的な部屋でとても使いやすかったです。お部屋のタイプは8つあります。
ホテルは創業してから年月が経っているので建物に年季が入っていますが、数年前に全面リニューアルしたので、古いとは感じませんでした。私は部屋でPC作業もしていましたが、wifiも安定していて作業がはかどりました。
嬉しかったのは、チェックインした時に希望すると貸してもらえる、パジャマの貸し出しサービスです。浴衣だとはだけやすいのですが、パジャマなら快適に過ごせますね。
アメニティの追加やケトルの貸し出しなどは、ネットで申し込む仕組みで、このご時勢、接触を避けられていい方法だと思いました。
ルームサービスを注文しました
なんとレストランはディナーの営業を中止していました。私はディナーを楽しみにしていたので、ちょっぴり残念に感じました。雨も降っていたので、ルームサービスを注文しました。
ハンバーグ(1,210円)です。
たっぷりのご飯の上に、ハンバーグと目玉焼き、ビーツとかぼちゃ、マッシュポテトなどの副菜が付いています。注文してから30分後が目安とのことでしたが、思ったよりも早く届けていただき嬉しく思いました。
カトラリーが木製なのが、とてもいいですね。お料理もボリュームたっぷりで、素材のおいしさがわかるフレッシュな野菜もおいしかったです。
朝食の様子
朝食メニューはこちら。
メインと副菜を2つと飲み物を選ぶことが出来ます。私はリコッタチーズのダッチパンケーキともずく、プリン、ホットコーヒーをお願いしました。
まずはホットコーヒーです。コーヒー豆は栄町のpotohotoのものです。飲みやすくて、旨みたっぷりのコーヒーでした。
ダッチパンケーキは、クリームやはちみつをかけて食べます。生地の厚みはうすいタイプのパンケーキで、クリームとはちみつを交互に付けて楽しみました。
別皿のたっぷりの果物がうれしいですね。バナナ、キウイ、オレンジ、りんご、グレープフルーツ、ドラゴンフルーツ。朝の果物は特別感が高まりますね。
副菜は昨日のハンバーグの副菜と同じものが多かったので、もずくとプリンにしましたが、もう少し野菜を選んでも良かったかもしれません。
ESTINATE HOTELへのアクセス
58号線沿い松山交差点の近くです。
国際通りへも徒歩でも行けます。アクセスのとてもいいホテルです。
ベットのサイズが大きめなので、海外からの旅行者にも好まれていて、スタッフは英語が堪能です。
以前は、レストランでイベントが行われていましたが、今は開催が見送られているようです。またイベントが開催されるようになることを期待します。
住所:那覇市松山2-3-11
TEL:098-943-4900
ネットからの予約が便利です。