このご時勢は、いくつか支店を持っているお店の全てを営業せずに、一部だけ営業するお店もあります。
そんなお店のひとつが「金月そば(きんちちそば)」です。読谷本店と恩納店は営業していたものの、那覇の国際通りむつみ食堂店はずっと休業していました。
以前、お邪魔して、とてもおいしかったので、再開を待ちわびていました。ようやく、21年4月から営業を再開したと聞いたので、行ってきました。さっそく紹介します。
金月そば(きんちちそば)の店名の由来
金月そばと書いて「きんちちそば」と読みます。店名の由来について、公式サイトに書かれていたので抜粋して紹介します。
月→方言で月を”ちち”と言います。
月(ちち)のきっかけは犬の名前だったそうです。
オーナーさんは知人から保護犬を譲ってもらうことになり、子犬を連れて帰る時に見えた大きな月が印象的だったことから、犬の名前がチチになりました。
犬の生まれ故郷でお店を出すことになったので、金城さんの金+チチの月を店名にしたのです。
金月そばは読谷本店からスタートし、恩納店、国際通りむつみ食堂店の3店舗と広がりました。
金月そば(きんちちそば)国際通りむつみ食堂店はこんなお店
金月そばは「次世代の沖縄そばを探求し続けます。」がコンセプトで、麺、出汁、スープ、具材を全て手作りしています。最近、自家製麺は県産小麦の「かなさん」を使用するようになりました。
金月そばは、読谷本店、恩納店、国際通りむつみ食堂店がありますが、各お店限定メニューもあります。
国際通りむつみ食堂店は創業57年のむつみ食堂の跡地にオープンしたので、食堂メニューも受け継いでいます。
金月そば(きんちちそば)国際通りむつみ食堂店の店内の様子
店内に入ってすぐ右側に食券の券売機がありますので、まず食券を購入しましょう。
メニューはこちらです。
左奥に厨房、奥の壁沿いにカウンター席、手前にテーブル席があります。
私がお邪魔した時はこんな感じのテーブルの配置になっていました。感染状況に応じて、席を減らしたり、向かい合わないような配置にするなど工夫されています。
食券をスタッフに渡して好きな席に座ります。
金月そば(きんちちそば)国際通りむつみ食堂店で沖縄そばを食べてみました
他の沖縄そばのお店と同様に、テーブルの上のお水をセルフで飲みながら待ちましょう。
ほんの少し待ったところで運ばれてきたのがこちらです。
特徴的なのがトッピングで、三枚肉が1枚と厚揚げが乗っています。厚揚げって珍しいですが、スープを吸っておいしくなっていました。
麺は歯ごたえが良く、粒々が見えるので全粒粉なんだと思います。食べ応えを感じられる麺でした。
スープはカツオ節をたーっぷり使った香りのよいスープで、麺に絡んでとてもおいしくて、飲み干したくなりました。
以前食べた時とちょっと味が違う気がしたので、研究に余念がないのだと思います。この麺に合うスープなのだと感じました。
金月そば(きんちちそば)国際通りむつみ食堂店で軟骨ソーキそばを食べてみました
久しぶりに再訪したところ、軟骨ソーキそばが復活していたので、こちらをチョイスしました。(800円)
ちょっとだけ待って運ばれてきたのがこちらです。

金月そばの軟骨ソーキそば
丸ごと食べられる軟骨ソーキは別皿になっています。ソーキの甘辛い味がスープに移り過ぎないのが良いですね。
麺はもちもちで歯ごたえが良いです。スープによく絡んでいます。
嬉しいのがトッピングが紅ショウガではなくて、針生姜であることです。私は沖縄そばには針生姜のほうが合うと思っています。味が強すぎないし、爽やかさがあるし、色移りしませんからね。
何度かお邪魔していますが、食堂メニューは食べていないので、次回チャレンジしたいと思いました。
金月そば(きんちちそば)国際通りむつみ食堂店のトイレだけご注意を
なんと、金月そばのトイレはこの通路の一番奥にあるんですね。

ちょっと入りにくいですよね。暗くなるとさらに不安かもしれません・・・。
まぁ、不安だったら、トイレだけ他を利用すればいいですね。
また、国際通りむつみ食堂店は国際通りからすぐのところにあるので、旅行者も立ち寄りやすいところにあるのですが、スーツケースなどの大きな荷物を持ったままの利用は避けたほうがいいでしょう。
他のお客様に迷惑がかかることがあるからです。コインロッカーを利用してくださいね。

金月そば(きんちちそば)国際通りむつみ食堂店へのアクセス
国際通りにあるのれん街と洋服店の間の脇道を入って、左側にあります。
住所:那覇市牧志2-1-16
TEL:098-867-0862
営業時間:11:00~16:00(売り切れ次第終了)
定休日:月曜日
※お店の駐車場はありませんが、目の前にコインパーキングがあります。