沖縄情報

「第一牧志公設市場」が23年3月19日にリニューアルオープンしました!

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第一牧志公設市場」は老朽化のために建て替え工事を行っていました。仮市場での営業を3月4日で終了し、3月19日に元の場所でリニューアルオープンしました。
私、Yumixことユミはオープニングセレモニーイベントから見学してきましたので、真新しい第一牧志公設市場の様子を写真盛りだくさんでお届けしますよ!
仮市場の様子と合わせてご覧ください。

 第一牧志公設市場のオープニングセレモニーイベントは9:45からとのことでしたが、私が到着した時には既に物凄い人でごった返していました。

 

仮市場がオープンした時はチラホラしかギャラリーがいなかったのにねw

真正面に立っていましたが、オープニングセレモニーイベントも人と人の隙間からすーみー(覗き見)するのがやっとでした。

 

久茂地盛鶴保存会による旗頭を撮影した写真

久茂地盛鶴保存会による旗頭

 

まずは和樂美太鼓による子供エイサー、久茂地盛鶴保存会による旗頭(はたがしら)

 

矢印の先にエイサーがいます…。

沖縄国際大学のサークル「琉球風車(りゅうきゅうかじまやー)」によるエイサーの演舞でオープニングに華を添えます。

 

 この後、久茂地盛鶴保存会の子供の旗頭は市場周辺を練り歩いていました。勇壮な演舞でした。

 

続いてオープニングセレモニーです。

丸印に知念那覇市長がいます

 

知念那覇市長、玉城デニー知事、菅義偉衆議院議員など、第一牧志公設市場のリニューアルに関わった方の挨拶がありました。

 

組合長の「市場をはじめ周辺のお店や人々との様々な繋がりのある街にしたい。」の言葉が印象的でした。これは仮市場がオープンした時のセレモニーで「繋がりを大事にしたい」と挨拶されたことの続きなのだと思います。

 

Yumixことユミの気が付いたところ
・テレビ各局、新聞各局などの取材陣と一般客のエリアを分けたほうが良かった。特に県外の〇日新聞社の記者は通路にはみ出していて邪魔。沖縄で取材するならもう少し勉強してから来て欲しい。
・スタッフが交通整理をしていましたが、日本語のみ。英語くらい話せないと海外からのお客様に伝わらない。
老朽化のために建て直しとなったのですが、地盤が弱く工事期間が延長となり、開業が約1年遅れ、第二牧志公設市場の中の84店舗だけでなく、待ちわびていた方も多かったと思います。
テープカットの後、第一牧志公設市場」がオープンとなりました。

 

「第一牧志公設市場」の1Fに潜入しました

先ほどから第一牧志公設市場」と書いているのは、訳があります。以前は「第二牧志公設市場」もあったからなんです。第二牧志公設市場は仮市場があったところにあったんです。

 

11:00頃に来賓の方の入場に続いて一般客も入場できるとアナウンスがあったので、牧志公設市場の中に入りました。
 
 
ものすごい人です。

市場内レイアウトはこんな感じ。

 

 

1Fは魚屋、肉屋、お土産品などの食料品店がずらっと並びます。

 

ローカルテレビ番組「Aランチ」で魅川憲一郎さんがレポートしてたエビを眺めたり。

アバサー(ハリセンボン)

ズルっと皮がむかれたアバサー(ハリセンボン)を眺めたり。
新しくなった第一牧志公設市場はどこもピカピカですが、冷蔵庫やお店の看板は元もののを使っているお店が多いように感じます。相対売りはそのままに、「おめでとう」「元気ねー?」なんて会話も飛び交います。

 

私は賑わっている中でもなんとか、こちらで買い物が出来ました。

 
なぜなら、2度見する程の驚きの価格でオープニングセールをしていたからです!

メンチカツ、ソーセージ、ハンバーグ2個

こちらを購入しましたが、全部で350円!頑張って来たかいがありました。

毎度のようにメディアからインタビューされたんですが、声が出なかったので、ごめんなさいしました。

 

平田漬物店

 

 名物おじさんと気のいい若旦那も生き生きとしてらっしゃいました。

 

 前回美味しかったので、またこちらを購入しました。ありが糖はしーぶん(おまけの意味)です。

 とても賑わっていたこちらのお店は天ぷら屋さんのようです。見えない。

 1階で購入したものを2階で調理してもらえる「持ち上げ」制度も継続していますよ。

第一牧志公設市場の2Fに潜入しました

 2Fは飲食店が中心です。

 

 
まん中が吹き抜けなのも以前のままで、仮市場にはなかったエスカレーターが復活し、エレベーターもあります。

 

 飲食店の看板もそのまま、テーブルや椅子もそのままのところが多い印象です。

 

 貼り紙もそのまま移転したアイスクリーム屋さん。
 サーターアンダギーの有名店、も2階にあります。

 

 
今日は購入することが出来ました。嬉しい!

第一牧志公設市場3Fに潜入しました

 リニューアルした牧志公設市場には3Fも一般開放されることになりました。
 まだ券売機しかありませんでしたが

まだ準備中の調理体験室

多目的室と調理体験室が出来ました。

 今後こちらでのイベントも予定されているとのことなので、期待します!

 

 1Fの外側にもお店があります。

 

 1Fの大型ビジョンのすぐ下には平和通りにあった観光案内所の「ゆっくる」が移転しています。道案内や観光案内もしてくれますので、気軽に相談してみてくださいね。

なりきりショットが撮れるフォトスポット

 

仮設市場にも合ったフォトスポットが1Fの外回りに移動していました。仮設の時はほとんどの方がスルーしていましたが、リニューアルオープンして話題になっているとか。是非、なりきり写真を撮ってくださいね。
 撤去されてアーケードがなくなっていましたが

 

 

 アーケードも24年3月に復活が決定しました。
 今ではすっかり観光スポットのようになっていますが、訪れた誰もが楽しめる市場であって欲しいと願わずにいられません。

 

 

Yumixことユミの気になったところ
・多言語表示が少ないように感じました。第一牧志公設市場」はビルなので出口がたくさんあります。慣れないと迷ってしまうので、もう少し多言語の案内板があるといいなと思いました。
・コインロッカーが無さそうに思いました。あると便利ですよね。
第一牧志公設市場周辺のアーケードがあるエリアは車の進入が出来ませんが、アーケードがない道路は車が侵入します。ちゃんと歩道を歩かないと危ないです。是非、素敵な思い出だけ持ち帰ってくださいね。

 

第一牧志公設市場へのアクセス

国際通りから市場通りを入ると「第一牧志公設市場」に到着します。
車では入れないところにありますので、モノレールかバスを利用してください。

 

また、市場周辺は大変混雑します。街歩きには是非スーツケースをコインロッカーにしまってからの来場をオススメします。

 

 

住所:那覇市松尾2-10-1
営業時間:8:00~21:00(各店舗により異なります)
定休日:第4日曜日、正月、旧正月、旧盆

駐車場は一番近いのがこちらだと思います。

市場のすぐそばでもありませんし、搬入の車や工事の車も停まるでしょう。砂利敷きなので一般客の利用はしづらいかもしれません。ですが、路上駐車はNGです。

 

仮市場の様子を残しておきましょう

3月4日まで約4年間ほど営業していた「第一牧志公設市場」の仮市場の様子を残しておきましょう。

 

 もとは「にぎわい広場」と呼ばれていたところに仮市場を建設して営業をしていました。「にぎわい広場」は「第二牧志公設市場」のあったところです。

 

第一牧志公設市場は”にぎわい広場”へ移転する案もあったそうです。

1Fの様子

 1Fはお肉、魚などの生鮮食料品が並んでいます。各店舗は元の市場で使っていた冷蔵庫やショーケースなどをそのまま使っているようで、雰囲気は元の市場とあまり変わらないように工夫されたのだと思います。

 

 お肉屋さんには、牛、豚、鶏だけでなく、ヤギなどの肉も並びます。

 

アバサーにお菓子が映り込んでますね

 

 魚屋さんには、沖縄らしいカラフルな魚もいます。

 

 私Yumixことユミはカメラを持って歩いているので那覇市民でも毎回「ねーねーはいつ帰るの?」と聞かれますが(笑)、お気に入りのお店もあります。

 

平田漬物店

 

 漬物店という名前ですが、和え物などが中心のお店で島ラッキョウはここが発祥のようです。ここのおじさんは市場の名物おじさんで、若旦那も気風のいい方です。
 私は山ほど試食させていただいて、オススメしていただいた島ラッキョウの葉先の和え物と

 

 ゴーヤーとミミガーの和え物を購入しました。

 

 どちらも美味しくてお酒が進みます。

 

2Fの様子

 2Fには食堂がずらっと並んでいます。
 取り壊す前の第一牧志公設市場の2Fは暗かったので、アジアの露店みたいなイメージでカオスな感じもありましたが、仮店舗は窓が多くて明るくなりました。

 

 

 サーターアンダギーで有名なお店ですね。売り切れ次第終了になってしまいますが、最近は売り切れるのが早いようで、何度も買い損ねました。残念。

 

2019年7月1日の仮設市場オープンのセレモニーにも私は立ち会っています。その時の組合長の発言が忘れられません。

 

「繋がりを大事にする市場でありたい。」

とおっしゃっていました。お店同士の繋がり、お店とお客様の繋がり、食材や文化とのつながりも含めた深い言葉だと思います。 

 

第一牧志公設市場の建て直しは一筋縄ではいかず、紆余曲折がありましたが、リニューアルオープンを機会に街が活気づくことを期待します。

 

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