20年と21年は新型肺炎に振り回されてしまいました。私は22年こそ、良い年にしたいと考えたので、初詣に行ってきました。
深夜よりも予定変更がしやすいと思ったので、昼間にお詣りすることにしました。
まずは首里城へ
首里城は初詣スポットではないのですが、毎年お正月には様々なイベントを開催しています。新春らしい華やいだ雰囲気が満喫できるので、オススメしています。
2022年の新春の催しはこんな感じです。
無料区域にある系図座・用持座(けいずざ・ようもつざ)では、1/1~1/3の間、御座楽(うざがく)の演奏と
古典舞踊を無料で観覧することが出来ます。
新年を寿ぐ華やかな雰囲気が満載ですね。
お正月の間、沖縄県民は有料区域の入場料がちょっとだけ、お得になります。身分証明書をお持ちください。
世誇殿(よほこりでん)の前では、国王と王妃がお出ましとなります。
21年は国王と王妃がお出ましになるだけでしたが、22年は略式ではありますが、朝拝御規式(ちょうはいおきしき)という琉球王朝時代のお正月の儀式を再現していました。
国王と王妃は以前の公募で選ばれた一般の方です。おふたりとも美しいですね。
首里杜館(すいむいかん)の裏手、芝生広場では”新春杜のステージ”と題して、ジャンルもプロアマも問わず、ステージイベントが催されました。
旗頭(はたがしら)
首里城からも近いところにある、当蔵町(とうのくらちょう)の青年団による旗頭(はたがしら)の演舞が披露されました。旗頭は綱引(地域によっては、綱挽・綱曳の表記もあります。)に不可欠なものですが、地域によってはお正月にも披露されます。
旗頭には「中山第一(ちゅうざんだいいち)」と書いてありました。勇壮な演舞は迫力がありました。
フラダンス
他にも音楽や空手が披露されました。誰もが自由に無料で見ることが出来ます。
首里観音堂
首里観音堂は人気の初詣スポットです。
毎年、大道付近からの道路がひどく渋滞するので、離れたところに車を停めて歩くか、モノレールを利用したほうが良さそうです。
首里観音堂は駐車場は混雑していますが、境内はそれほど混雑していませんでした。
お守りなどの縁起物は隣の建物で販売されていて、賑わっていました。出店はないので、食事の時間に工夫をしてください。
護国神社
モノレールに乗って、奥武山公園へ向かいます。駅を降りるともう奥武山公園の中なので、迷いようがなく便利だからです。
奥武山公園(おうのやまこうえん)の中に護国神社があります。
護国神社は、日清日露戦争以降、先の大戦までの国難に殉ぜられた沖縄県出身者の軍人、軍属をはじめ、沖縄戦にて散華された一般住民並びに本土出身の御英霊を祀る神社です。
21年に引き続き、参道にはソーシャルディスタンスが取れるようにラインが引いてあって、「前へならえの距離をお取りください」の立て看板が設置されていました。
賽銭箱を長ーくしたので、ほんの少し行列のみで、スムーズにお詣りできました。
境内にも参道にも出店がズラッとたくさん並んでいます。沖縄の出店は1か所で何でも揃うのが面白いです。お好み焼きも、焼鳥、唐揚げもビールもひとつのお店で揃うのです。
普段、那覇の街では和菓子屋さんを見つけるのが難しいのですが、出店でお団子やたい焼きも売っていて、行列が出来ているのが面白いですね。
沖宮
護国神社のすぐそばに沖宮(おきのぐう)があります。
21年に引き続きお詣りしよう思ったのですが、ものすごい行列だったので諦めました。
なぜ22年は沖宮が混雑していたのかはわかりませんでした。時間帯の問題でしょうか。
波上宮
1/2には波上宮にお詣りしてきました。
波上宮は海に向かった崖の上にあるお宮です。ちょっと坂道を登って拝殿に向かいます。
雨が降ったりやんだりのお天気でしたが、なかなかの人出です。
お詣りを終えて、おみくじを引いてみました。なんと、日本語と英語で書いてありました。インターナショナルですね。
参道には出店がたくさんあって、賑わっていました。見るだけでもワクワクしますね。
沖縄でも初詣は人気なので、車は渋滞にはまりやすいです。途中で車を停めて歩いたり、モノレールやバスを上手に利用することをオススメします。スニーカーとパンツスタイルなど歩きやすい服装で、飲み物を持って歩くと快適です。
また、初詣と初売りや福袋入手と組み合わせても楽しく過ごせると思います。