沖縄はコーヒーの好きな方が多いので、カフェのクオリティが高いのです。クオリティが高いだけでなく、自家焙煎なのにリーズナブルです。沖縄県内にカフェもたくさんあります。
カフェ同士が仲が良いのが沖縄らしいところです。単純に仲が良いだけではなく、リアルに師弟関係だったり、実の兄弟のこともあります。
私はコーヒーが大好きなので、日常的にカフェを探索しています。
今日は那覇市樋川の「rokkan COFFEE CREATORS(ロッカンコーヒー)」を紹介します。
rokkan COFFEE CREATORSのお店の様子
rokkan COFFEEは「第六感」の意味で、2019年にオープンしたお店です。
お店は与儀公園近くの「与儀市場通り」にあります。昔はこのあたりに市場があったのでしょうか?
昔は賑やかな商店街だったようですが、シャッターが閉まったままのお店もある、懐かしいけれど、ちょっと寂しくなってしまった通りでしたが、rokkan COFFEEをきっかけに少しずつ変わってきたようです。
お店の外観はオシャレですが、目立ち過ぎてはいません。
でも、開け放ってある入口から店内に入ると、雰囲気がガラッと変わります。
壁はコンクリート打ちっぱなしで、天井が高く、ダークブラウンのカウンターと座席があります。おもしろい形のライトがアクセントになっています。センスの良さが光ります。
入口の右側にはコーヒー豆がずらっと並んでいます。コーヒー豆の販売もしています。
オシャレだけどオシャレ過ぎてないし、甘ったるい可愛らしさもない、いつでも誰でも入りやすいです。これって重要ですね。カッコよくて気になるお店でも、入りにくかったら意味がないし、入ったとしても落ち着きませんね。
カッコよくて、いつでも誰でもウエルカムな雰囲気の両方を醸し出すって難しいと思いますが、rokkan COFFEEには両方が揃っています。
rokkan COFFEEのLateを飲んでみました
まずは入口の正面にあるカウンターで注文と会計をします。
メニューはこちら。入庫によって変わります。
どんなコーヒーが好きかを伝えると、スタッフがオススメを紹介してもらえます。
実は、rokkan COFFEEでは、「いまいパン」のパンとお菓子が食べられるんですね。
私はLate(500円・税込み)とカマンベールリング(250円・税込み)をお願いしました。
カウンター席の中には荷物がかけられるフックがあって便利です。さりげない気配りですね。
カウンターに座るとコーヒーを淹れている様子が見られるので、私はカウンターに座ることが多いです。コーヒーを淹れている所作はとても美しく、これも味のひとつだと思います。
Lateが運ばれてきました。
カップがかわいい!
カフェオレボウルのようでもあり、和風のお茶碗のようにも見えます。ブルーのラインが美しいです。
自家焙煎の豆を使ったコーヒーの深いコクとミルクのハーモニーが絶妙です。
飲んでもハートのラテアートが消えないって不思議です。
カマンベールリングは温めて頂きました。丁寧に作られたふわふわな生地にカマンベールの風味が加わって、とてもおいしいです。
コーヒーもパンもおいしいだけではなく、ホッとする空間で、時間と空間もご馳走だなと思いました。
なんと、この日はおいしい出会いだけでなく、思いがけない出会いもありました。私はうれしくなってしまって、つい、しゃべり過ぎてしまいましたが、新たな展開がありそうなので、この話はまた別の機会に。
rokkan COFFEEのホットコーヒーを飲んでみました
rokkan COFFEEの居心地の良さがすっかり気に入ったので、何度も利用しています。
この日は、ホットコーヒーとチョコチップデニッシュを頂きました。(750円)
インドネシア産のスマトラタイガーという豆を選びました。深煎りで雑味がなくて後味がスッキリしています。砂糖を入れたいとスタッフにお願いすると、グラニュー糖、黒糖、キビ糖から選べました。嬉しいサービスですね。
チョコチップデニッシュは温めて頂きました。程よい甘さのチョコレートが温かいデニッシュ生地にマッチしています。おいしいなぁ。
rokkan COFFEEのアイスコーヒーを飲んでみました
別の日に友人とお邪魔しました。
この日はちょっと暑かったので、アイスコーヒーとラムレーズンを選びました。アイスコーヒーは香ばしいタイプと華やかなタイプが選べたので、華やかなタイプをチョイス。思ったより浅煎りでしたが、華やかな香りで、ブラックのままでも飲めました。ラムレーズンサンドとの相性もバッチリです。
rokkan COFFEE CREATORSはモーニングもある!
沖縄には朝食を外で食べる習慣がないのか、モーニングサービスのお店が少ないです。
ですが、rokkan COFFEEは朝から営業しているので、コーヒーとトーストが食べられるんです。貴重ですね。
私はアイスラテ(600円)と
トースト(350円)をお願いしました。
トーストはシナモンを振ってあり、パンとバターとシナモンって私の好きなものばかりの組み合わせで嬉しくなりました。香りが良くて味のハーモニーが楽しめました。
追記・rokkan COFFEE CREATORSで”当たり”のコーヒーに出会った
近くで用事を済ませた後で立ち寄りました。
深煎りのウガンダのコーヒーをお願いすると、「当たりが出たので、もう一度入れなおします。すみませんが、もう少しお待ちください。」と言われました。
お話を伺うと、虫に齧られたコーヒー豆が混じっていたことで”ポテト臭のする豆”になっていたとのことです。匂いを嗅がせていただきましたが、確かにジャガイモのような匂いがしました。
提供できない豆にあたったことを”当たり”と言うのも良いですね。
虫に齧られた豆をよけるのは難しいので、匂いで判断するしかないそうです。他にも価格の安い豆は石やほかの植物や木片などがたくさん混じっていることがあるそうで、そういった面からも”フェアトレード”の豆を使うのは大切だと伺いました。
正直にお話ししてくださって好感を持ちました。コーヒーについて知ることが出来るのは楽しいです。
淹れ直して頂いたコーヒーは深煎りですが、雑味がないのでおいしいです。お砂糖を入れたいと言うとキビ糖をご用意いただいたので、すっきりした甘さを楽しめました。
私がお店にいた数十分の間にも次々とお客様が来られました。なんとなく、オシャレなお客様が多く、スタッフとの会話も楽しんでいる様子から、地元の方に愛されているんだなと思いました。
rokkan COFFEE CREATORSの1周年祭に行ってきました
2020年12月6日は1周年の記念パーティがありました。
カフェの1周年祭って、特別メニューがある感じかな?と想像していたら、全然違いました。
お店の前に受付があり、2,000円を支払うとドリンク1杯と2つ分のスイーツのチケットが貰えて、手首にタグをつけてもらいました。
お店に入ると女性のDJがプレイしています。
いつものカウンターに、いまいパン、コトリ焼菓子店、タイムレスチョコレートのスイーツがずらっとならんでいて、好きなものを2つ取ります。
私は上の2つを選びました。
ゲストのバリスタが何人も駆けつけていて、それぞれ得意の器具を持ち込んでいるので、豆も淹れ方も選べます。
お店の向かいにはフードを出店しているテントもありました。
とてもおしゃれな雰囲気で、たくさんのお客様で賑わっていたので、お客様にもカフェなどの同業者にも人気であることがわかりました。
rokkan COFFEE CREATORSの基本情報
与儀十字路交差点から開南方面に曲がって、最初の路地を左折して左側にあります。
持ち帰りもできます。お好きな人とお好きな時に、是非訪れてみてくださいね。
住所:那覇市樋川(ひがわ)1-29-9
TEL:098-996-5311
営業時間:6:00~18:00
定休日:日曜日
駐車場が出来ました。道路を挟んだ向かいの駐車場の黄色いポールが立っているところに停めてください。