梅雨の時期になると、毎年のように「よへなあじさい園」がテレビで話題になります。
ずっと行きたいと思っていましたが、車がないので行かれずにいました。バスツアーがあることが分かったので、参加することにしました。
見どころ満載の様子をお届けします。
バスツアーのルート
よへなあじさい園→もとぶ牧場でランチ→熱帯ドリームセンター→古宇利オーシャンタワー→古宇利島の駅そらはしと回るバスツアーでした。
ホントに個人の畑?「よへなあじさい園」へ
沖縄県内4か所で、予約したお客様をピックアップし、「よへなあじさい園」へと向かいます。
もともとはミカン畑だったところに、オーナーの饒平名ウト(よへなうと)さんが、貰った2株のあじさいを植えたことが「よへなあじさい園」のきっかけです。
ウトさんの「みんなが喜んでくれる顔が見たくてあじさいを育ててきた」との思いは、ウトさんが亡くなった後も受け継がれ、1万株、30万輪のあじさいが咲いています。
よへなあじさい園は、とても広く、ただぐるっと歩くだけでも40分くらいかかります。個人の所有とは思えない広さの畑が、あじさいで埋め尽くされています。
もとはミカン畑の斜面にあじさいが植えられているので、階段を上ったり下りたりしながら、まわります。滑りやすいので、歩きやすい服装&くつがマストアイテムです。
あじさいの花言葉は「移り気」です。これはあじさいが栽培される土壌によって色が変わることが由来でしょう。
ですが、あじさいの学名は「ハイドランジア オタクサ」で、シーボルトが愛した日本人女性「お滝さん」の名前を付けたと言われています。実は愛のある花なのです。
あじさいにカタツムリは、定番のように描かれることが多いのですが、実はあじさいには毒があるので、カタツムリは食べたりしないそうです。個体差が大きく、あじさいの毒については解明されていないのですが、カタツムリは雨水で溺れないために、あじさいに登って避難しているとも聞きました。
ホントはどっちなんでしょうね。
よへなあじさい園の中にはカフェもあります。コーヒーやスイーツなどが食べられるようですが、時間がなくて立ち寄れませんでした。残念。
よへなあじさい園の基本情報
住所:沖縄県本部町伊豆味(もとぶちょう・いずみ)1312
開園時間:シーズン中のみ:9:00~18:30
入園料:大人500円 小中高200円
蘭だけじゃない「熱帯ドリームセンター」
「もとぶ牧場」で焼肉ランチを食べた後、「熱帯ドリームセンター」へと向かいます。
3つの温室に蘭をはじめ様々な熱帯の植物やフルーツが実り、
↓お菓子に使われるバニラビーンズの原料になる、バニラはツタ植物でした。
魚たちや蝶(オオゴマダラ)の舞う、とても広い植物園です。
広い園内にオオゴマダラが映えますね。
園内には「カフェスコール」があります。
お天気が良ければ美しい園内を見ながら、休憩が出来るのですが、雨が強くて眺めはお預けでした。
ただあまりに広くて、どこをどう歩いているか、わからなくなってしまいました。時間はたっぷりありましたが、見落としてしまったところがあったかもしれません。
熱帯ドリームセンター基本情報
住所:本部町字石川424
TEL:0980-48-3624
入園料:大人760円/中学生以下無料
絶景とショッピングが楽しめる「古宇利オーシャンタワー」
熱帯ドリームセンターを後にして、車で行ける離島の古宇利島(こうりじま)にある古宇利オーシャンタワーへ。
シェルミュージアムを見て回り、2F,3Fの展望室から海を眺められます。
1Fには広々としたお土産コーナーがあります。
古宇利島で採れたかぼちゃを使ったスイーツを中心に、パイナップルのお菓子やワインなどが並びます。
今回のバスツアーは沖縄彩発見の対象だったので、地域クーポン券がひとり2,000円ずつ貰えました。そのクーポンを使って、お買い物を楽しみました。
古宇利オーシャンタワーには、眺めの美しいレストランがあるのですが、休業中でした。再開されたら、また行ってみたいと思う程の眺めの美しさでした。
ひとりでも参加しやすいバスツアーだったので、楽しく過ごすことが出来ました。また参加してみたいなと思いました。