沖縄にはたくさんの島があります。行くのが難しいところもあれば、橋がかかっていて、車で簡単に渡れるところもあります。
島それぞれに風景もグルメも文化も異なっているのがとても面白いです。
古宇利島はTVCMのロケ地になったことでも有名で、ずっと行きたいと思っていましたが、路線バスがなくて行ったことがありませんでした。
よく行くお店で仲良くなった女友達が「ドライブに行こう」と言ってくれたので、もう1人の女性と私の3人で、古宇利島へドライブしてきました。早速紹介しましょう。
※20年6月公開のブログに加筆して公開します。
古宇利島の基本情報
古宇利島(こうりじま)は、沖縄本島北部、今帰仁村(なきじんそん)にあるエメラルドグリーンの海に囲まれた小さな島です。2005年に隣の屋我地島との間に古宇利大橋が開通し、車で行ける離島となりました。
古宇利島の語源は「恋島(くいじま)」と言われています。
古宇利島には「沖繩版アダムとイブ伝説」とも呼ばれる人類発祥の神話があるからです。
”古宇利島の南部、シラサ(岬)に男女の二人が生活をしたという岩陰の半洞窟があり、この二人の子孫が増え琉球人の祖となった”という伝説です。
実際にシラサでは、発掘調査によって縄文時代の竪穴式住居が見つかっていて、島の歴史は縄文時代までにさかのぼるとか。
恋の島+嵐のTVCMのロケ地+車で行ける
とあって、いつでも訪れる人の多い、人気の島です。
古宇利島に到着!
評判どおり、古宇利大橋からの海の眺めは素晴らしいです。海の色が違いますね。
まずは「ブルーガーデン」でランチを食べることにしました。
海の家みたいな雰囲気があります。
こちらは友人が注文したガーリックシュリンプ(1,330円)
こちらは私が注文したマグロのホキ(1,300円)です。マグロと海ぶどうをタレであえて丼にしてありました。新鮮なマグロと海ぶどうの食感が楽しく、おいしかったのでペロッと食べました。
ハートロックを見に行こう!
おなかも満足したところで、念願のハートロックを見に行きました。
海沿いの道路にどーんと看板が設置されていて、「嵐のCM」って書いてありました。
手書きの文字だからこその暖かみです。
パワスポって・・・。
車を停めて、海へ向かおうとして、看板の矢印が指していた道はこちら。
すごい草ボウボウで、この向こうに海があるって、想像しにくいですね。
友人二人はあまりの草むらっぷりに腰が引けていましたが、東京の端っこの自然豊かなところで育った私はへっちゃらです。
頑張って草ボウボウの坂道を下りると、そこには
噂どおりのハートの形の岩ですね。
引き潮の時間帯だったのですが、気にならないほどの美しさです。
潮だまりにはヒトデや魚たちがいました。この青い魚はルリスズメかな?
ガジュマルロックで休憩
海で遊んだ後は、カフェで休憩することにしました。
立ち寄ったのはハンモックが揺れている「ガジュマルロック」です。
メニューはこちら。
食事やお茶、デザートもありました。
私たちはテラス席で、海を見ながらパイナップルジュース(500円)で、ホッと一息つくことにしました。
外ですが、風が心地よいので暑さを感じません。時々、ウグイスの鳴き声も聞こえるほどで、のんびりとくつろげる空間になっていました。
くつろいでいましたが、いきなり雲行きが怪しくなったので急いで車に戻りました。島を出るころにはドシャ降りになった話はナイショにしましょうか。
潮が引いていても、ドシャ降りにあっても、何度でも訪れたくなる魅力的な島でした。
古宇利島へのアクセス
那覇からは、沖縄自動車道、許田(きょだ)で下りて、国道58号線経由、屋我地島を通って古宇利大橋を渡ります。約1時間半くらいです。
今回は感染拡大防止のため、古宇利オーシャンタワーが休業中だったので、お昼過ぎからのんびりと向かいました。タワーも見るなら、もう少し早めの出発がいいでしょう。
潮が満ちていると海の印象が一変するので、気になる方は満潮の時刻をチェックしておくと良さそうです。