仕事柄、那覇のおいしいお店に詳しくなりました。
すると、「オススメのお店はどこ?」とよく聞かれます。
私が必ず紹介するのが「PIZZERIA ONDA(ピッツェリア オンダ)」です。
私がいろいろと説明するよりも、「とにかく、食べに行って!私はピザ食べたい時はここへ行くよ。」と言ったほうが、お店の素晴らしさが伝わるような気もします。
大好きで何度もお邪魔していましたが、10/9で閉店することになりました。
PIZZERIA ONDAの基本情報
PIZZERIA ONDA(ピッツェリア オンダ)は、「真のナポリピッツァ協会」の定めているテストに合格し、正真正銘のナポリピッツァを提供しているお店と認められ、世界で504番目の認定を受けました。沖縄初で唯一の認定店です。
お店のサイトを見ると
モッツァレラチーズ・小麦・トマトソース・塩全てイタリアの食材を使用しています。
モッツァレラチーズはイタリアより、新鮮な物が送られてきます。
ナポリピッツァの命とも言われる生地に使用している原材料は、本場ナポリと同じく
小麦・塩・酵母・水のみです。
余分な物は一切使っておりません。
この生地に旨みなしでは、ナポリピッツァは語れません。
引用元:
とあります。
本場と同じイタリアの食材と沖縄の食材を使って作った、ここでしか食べられないピザです。
PIZZERIA ONDAは、2012年11月に浦添の港川の外国人住宅にOPENし、2015年11月に那覇市久茂地に移転しました。
『ONDA』はイタリア語で『波』の意味です。
「波に乗り皆様に末永く愛されます様に!」の意味が込められています。
オンダさんのお店ではないんですね(笑)
オーナーは偶然にも私と同じ、東京出身の方。歯切れの良い東京の話し方に沖縄の方は戸惑うかもしれませんが、情熱溢れる話し方だと思ってくださいね。怖くないですよ。金髪の似合うアツイ方です。
大好きで何度もお邪魔していましたが、22年10月9日で閉店されることになりました。
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PIZZERIA ONDAの店内は
木目調の外観で、暖かみと親しみやすい印象です。
ドアを開けて、すぐ左側に薪窯があります。
こちらの薪窯で、注文を受けてから一枚ずつ丁寧に焼いてくださいます。
左奥に厨房とカウンター席。右側にテーブル席があります。
感染状況に応じて、レイアウトが変更されます。
追記・PIZZERIA ONDAの食べ納め
10/9でPIZZERIA ONDAが閉店して東京に戻られてしまうと伺ったので、食べ納めしようと友人と伺いました。
ワイン(デカンタ)
友人と2人で伺ったので、白ワインをデカンタで頂きました。スッキリした飲みやすいタイプなのでクイクイ飲めますが、すぐにご機嫌になります。
伊江牛とほうれん草の煮込み
前菜の中で、食べたことのないものを選んでみました。想像していたものとは、いい意味で違いましたが、伊江牛とほうれん草がホロホロに煮込まれています。バケットに乗せても美味しそうです。
プロシュートとルッコラのピザ
プロシュートと新鮮なルッコラを使ったモッツァレラチーズベースのピザです。プロシュートの塩味が程よく、ルッコラのシャキシャキした食感が楽しいです。
ロマーナ
トマトソースベースのピザです。絶妙な量のオレガノがいい仕事しています。オレガノが強すぎるとクドい印象になってしまうので、流石!と思いました。
私たちは前菜+ピザ2枚を平らげましたが、食べきれない方もいらっしゃると思います。そんな場合は、持ち帰りたいとスタッフに相談してください。テイクアウトの箱に入れてくださいます。
PIZZERIA ONDAのピザがお店で食べられないのは残念ですが、オーナーさんの新しい出発を応援することにしましょう。
PIZZERIA ONDAでディナーを楽しみました
何度もお邪魔しているので、まとめて紹介します。
PIZZERIA ONDAのメニューはこちらです。まずはドリンクを注文しましょう。
ピザだけでなく、前菜もメインディッシュもあります。
是非、お酒を楽しみながらピザを食べて欲しいなと思います。
と言うのは、合わせるドリンクによってピザの味を変えてくださっているからなんです!これはすごい。
ドリンク
まずは、乾杯と行きましょう。
オリオンドラフト(500円)
ワイン(500円~)
イタリアンワインが用意されています。黒板を見たり、スタッフの方にオススメを聞いてください。
左が私の注文した白ワインで、右が友人が注文したカンパリブラッドオレンジです。
白ワインはすっきりした辛口タイプで、ピザとお互いに引き立てあう味でした。
前菜
ピザが焼けるまでの間、前菜を食べながらお酒を飲むのがいいですね。
ピクルス(400円)
カラフルな野菜たちのピクルスです。お酒との相性は間違いないですね。
お酢のイヤな角のない、おいしいピクルスでした。
生ハムとサラミ・オリーブ盛り合わせ(1,300円)
美しくおいしいハムの盛り合わせ。お酒がススみます。ハムだけ食べても、しょっぱすぎない塩加減がちょうどいいです。写真を撮ってもいいですが、食事のスピードに合わせてピザを焼いてくださいますので、テンポよく食べましょう。
燻製カジキマグロのカルパッチョ
運ばれてきた時から、燻製のいい香りがします。程よい塩味が良いですね。
ピザ
オーナーさんは、お客様のお食事のペースをさりげなくチェックして、絶妙なタイミングで焼きたてアツアツのピザを提供してくださいます。
全てのお客様に対して、毎回なので、カンタンなことではないと思いますが、素晴らしいです!
マルガリータ水牛モッツアレラ(1,800円)
クリスピーで旨みたっぷりの生地に、水牛モッツアレラとトマトソースがたっぷりです。
生地の味が全然違うことがよくわかります。今まで私が食べていたのは、なんだったのだろうと思ってしまうくらい、衝撃的な味でした。生地が厚すぎるとパンみたいになってしまいますし、薄すぎても食材を受け止めきれないでしょう。生地はピザのベースであり、基本なのだと思いました。
生地+食材+チーズがハーモニーを奏でています。私は今まで食べたピザの中で、こちらが一番おいしいと思っています。
サルシッチャ エ ブロッコリー(1,600円)
自家製のソーセージとブロッコリーのピザです。自家製ソーセージはお肉の旨みがぎゅっと詰まっていて、どこか素朴な感じもしました。大好きなブロッコリーとの組み合わせなので、にんまりしてしまいます。
ビスマルク(1,700円)
モッツアレラと生ハム、半熟卵のピザです。半熟卵を絡めながら食べます。
ピザはトマトソースでしょと思っている方にこそ、食べていただきたい味です。ピザの食材の組み合わせの奥深さを感じられました。
半熟になっても卵の新鮮さがわかりました。イヤな匂いがしないからです。
プロシュート+アンチョビ
メニューにあるピザをそのまま注文してもいいのですが、トッピングをプラスすることも出来るのです。
アンチョビをプラスして貰ったら、思いがけず豪華なひと皿になりました。
おいしいお酒、おいしいピザでおしゃべりが弾み、幸せなディナータイムとなりました。もうお店で食べられないと思うと悲しくなります。
ドルチェ
おいしいディナーのシメにドルチェ(デザート)を食べるのもいいですね。
トルタ カプレーゼ(ナッツとチョコレートのタルト)(500円)
こちらはナッツとチョコレートのタルトです。濃厚なチョコレートにナッツが練りこんであります。ジェラートも添えられていて、満足度の高いひと皿でした。
ソルベ ブラッドオレンジ(500円)
ブラッドオレンジを軽やかなソルベ(シャーベット)に仕立ててあります。果汁たっぷりで爽やかさが感じられました。
PIZZERIA ONDAはテイクアウトもできる!
PIZZERIA ONDAはテイクアウトも出来ます。
電話で予約すると、すぐにピックアップが出来て便利です。
こちらは女子会の時に差し入れした「マルゲリータ」(1,300円)です。シンプルだからこそ、味が良くわかります。最初に食べて欲しい、ひと品です。
PIZZERIA ONDAへのアクセス
那覇市久茂地の沖縄銀行本店の裏手にあります。
ディナータイム 17:30〜22:00 Lo 23:00 close
※生地が売り切れてましたら完売終了となります。